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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
251/401

(251)目が覚めたら!

「ん~~!?」


もふもふして気持ちいい。


僕は、目を瞑ったまま、このもふもふしたのを胸元に押し寄せた。


「は!?」


目を開けたら耳と角が目の前にあった。


そこにあったのは、金色の髪に猫耳そして、角。

覇円だ!


「ふぅ~」


僕は、いつの間にかベッドに居たので服を確認した。

昨日の服装のまんまだった事に、安どのため息をした。


「ん~~ん~」覇円


「あ!」


僕は、覇円の頭を抱いたままだったので息が吸える様に少し離した。


「スースー」覇円


まだ寝ている。

昨日の事を思い出す。


昨日食事の後、アルコールが入っていたまでは、気づいて、覇円を見たら覇円の顔が真っ赤になっていて、僕より早くに倒れたんで、鈴を鳴らしたまでは、覚えてはいたがその先が~ん~確か食事を運んで来た人達に運ばれたような、そうでないような~~ん~ま、いっか!一晩の過ちは、なかったようだし。


しかし、こいつを起こすか?そっと抜け出すか?僕の腰にある腕を退けないと・・・・・


「ん~~」


「グイ!!」


僕の腰を引き寄せ、僕の胸元で、頭をスリスリしている。


さっき苦しかったんじゃないの?起きてるの?っと思ったけど、しっかり寝ている。


しっかし、こ、この頭、もふもふで気持ちいい


「じゃ、ない!!」


「・・・・・・・・・・スースー」覇円


「ふぅ~」


声にでてた。

ど、どうしよう。


よし!この手を退けよう!


そーっと、そーっと腕を退けてく、僕の心臓は、早くなる。


腕を退けようやっと脱出。

結構時間は、掛かった。


よし!出よう!


「キィー」


僕は、扉に手を掛けようっとした時に扉が開く。


「わ!」女の子

「わ!」


突如女の子が現れた!


「び、び、びっくりしたじゃない。」女の子


「しぃーーーー」


「は!」女の子


女の子は、覇円に気づくと僕は、女の子に、手を引かれ奥の部屋へ行く。


ふぅ~、一旦あそこから、脱け出せた。

あとこの子供は、なんだろう?覇円と同じように角がある妹とか?


「僕は、アリア、お嬢ちゃんは、なんて言うの?」


「おじょ、コホン、私は、李劉(りりゅう)よ」李劉


「李劉ちゃんね、よろしく、よしよし」


僕は、少ししゃがみ女の子の頭を撫でた。


「子供扱いするな!」李劉


李劉は、頬を膨らました。


「ごめん、ごめん、李劉ちゃんは、覇円になんか用事?」


「ま、まあね、あなた達が仲良くやってるか見に来たのよ。」李劉


「仲良くしてるよ」


むしろ昨日会ったばかりだから仲良くもないけど子供には、仲良い感じにしとかなければ。

これは、いい嘘、うん、いい嘘。


「まっ、まあ、やってるならいいのよ。///」李劉


「?」


「つ、疲れたでしょうから、いい場所に連れてってあげる。」李劉


「うん」


まあ、何処に行くかわからないけど、ここよりは、いいかぁ~覇円がいつ起きるかわからないし。




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