(248)大乱闘になってきた。
「ああ"ぁぁぁぁ……」マーフォーク
「モ"ォォォォーーーーーーーーーーーー」ミノタウロス
現したのは、マーフォーク達より一回り大きな二足歩行の茶色い逆三角形の牛だ!
その牛の筋肉が凄いのと茶色さが、まるでボディービルダーみたいだ。
場内に出て来て早々に、血だらけで、倒れているマーフォーク二人の足を掴み他のマーフォーク達目掛け投げ次々にマーフォーク達は、倒れ動けない状態になっていく。
「ヤーメーロ!」ゴツイマーフォーク
ゴツイマーフォークは、落ちているアックスを拾いミノタウロスに向かい攻撃する。
「モ"、モ"ォーーーー」ミノタウロス
ミノタウロスは、左腕で、ゴツイマーフォークの攻撃をうけると、ミノタウロスの左腕は、ボットっと地面に落ちた。
「よ、よし、このまま」マーフォーク
「モ"ォォォォォォーーーーーーーー」ミノタウロス
ミノタウロスは、右腕を切れた左腕部分を掴み握り潰す、ミノタウロスの左腕からドバッっと出ていた血は一瞬で止まった。
「死ねーーーー」ゴツイマーフォーク
「モ"ォォーーーー」ミノタウロス
ミノタウロスは、ゴツイマーフォークの追撃を避けて、近くの剣を右手で取り構える。
「ん~マーフォーク達も減ってきたし、追加だい!」鼠嵐
「ガラガラガラ」
「!!」場内一同
「ダッタッタッタッタ」
「御慈悲を、御慈悲を~」猩々(しょうじょう)
「たったすけてーーーー」猩々
「だっ出してクレー」猩々
走って出て来たのは、人間に似た猿達だ!
猿達は、何かに追われて出てきてる。
よく、辺りを見渡すと、会場の観覧席にも猿達は、多くいた。
「ガルルルルーーーーワウゥゥーーーー」デカイ狼
猿達は、50匹位沢山でてきて、狼は、3匹、一匹は、猿を食べながら会場入りしてきた。
「へ、陛下お助けをーーーー」猩々
「だ、誰か助けて下さりーーーー」猩々
「猩々達かぁーー確黯の手下だ!倒せーーーー」ゴツイマーフォーク
「おおおおおーーーー」マーフォーク達
「モ"ォォーーーー」ミノタウロス
「キン、ギジジジジーーーー」
「こいつは、俺が倒す!」ゴツイマーフォーク
「任せた!」マーフォーク
「ワウゥゥーーーー」デカイ狼
「いややーーーー」猩々
「死にたない」猩々
「あ"ぁぁぁぁ」猩々
狼達は、猿を食べている!
マーフォークも猿達と戦っている!
狼以外は、皆落ちている武器を持って闘ってる。
狼の口元が真っ赤に染まった時に大きく動き始めたのは、ミノタウロスだった。
「モ"ォォォォーーーーーーーー」ミノタウロス
ミノタウロスは、それまで何とかくらいついてるゴツイマーフォークを無視して口元が真っ赤に染まった狼に突進して、吹き飛ばす。
「キュューーーーン」デカイ狼
「ワウゥゥ、ワウゥゥ」デカイ狼
「ワウ、ワウゥゥゥゥゥゥ」デカイ狼
「モ"ォォォーーーー」ミノタウロス
「はぁ、はぁ、ミノタウロスが行ったぞーーーー!」ゴツイマーフォーク
遅れて、猿とマーフォーク達の方へミノタウロスが行った事を叫ぶゴツイマーフォーク。
「ガラガラガラ」
また、檻が開く
次に出てきたのは、剣を持った、ホムンクルス達だった。
あの地下室にいたやつらだ!
よーく見ると始めにミノタウロスが投げた奴そっくりのがいた。
最初のは、ホムンクルスだったのか!っと思い僕は、ジーっと胸の奥で興奮しながら観てる、殺されたりするのは、グロイけど遠くでの殺し会いなので、まるで映画を観ているようだ。
ホムンクルスの数は、30体皆剣のみの武装だった。