(247) コロシアム
「さあさあ、いよいよ最後の演目だい、そう、待ってました殺し会いだい」男の声
「おおおおおーーーー」民衆?
「待ってました。」民衆?
「ヒューヒュー」民衆?
「やれやれーーーー」民衆?
「ドン、ドン、ドン」
地響きと共にそいつは、姿を現した。
「パオーーーーン」象?
「ドン、ドン、ドン」
象の背中には、四角い石の板そして、次々に象が現れた。
「ドスン!」
「プォーーーーン」象
次々に石の板は、敷かれていく。
「さあさあ!リングもできてきたよい!」男の声
驚くほど早くにリングはできた!
そして、リングを作っていた象達は、足早にこの場去っていた。
「パチパチパチパチパチパチ」民衆?
「バス」
「カラン、カラン」
な、なんだなんだ!
場内に色々な、武器が観客から投げられる。
「それでは、登場だい。」男の声
「ガラガラガラ」
鉄の檻が上にスライドしながら開く
すると、そこから、エラの付いた青色の人々?いや、足は人魚みたいだ!が現れた!
な、なんだあれは、半魚人?いや、あ、そうだ、あれは、マーフォークだ!良く見ると顔も人の顔ではない。マーマンもしくは、マーフォークだ、呼び方なんて関係無いけど、きっとマーフォークだ!
全部で20人?匹?そこに現れた。
「確黯何処だ!俺と闘え!」ゴツイマーフォーク
マーフォークのなかで、ゴツイ体型の男が僕の階の男に訴え初める。
「そうだ!魔王!」マーフォーク
「逃げんのか!」マーフォーク
「家族を返せ!」マーフォーク
「闘えええ」マーフォーク
「はっはっはっは!勝ち残ったら相手してやる、勝てればな、はっはっはっは!」確黯
「クソ、死ね」ゴツイマーフォーク
ゴツイマーフォークが観客が投げ捨てた槍を拾い確黯目掛け投げつけた。
僕の居る階位まで、その槍が来るとボッっと鳴って焼け落ちた。
「陛下、私があんな魚消し炭にしましょうか?」スーシー
「はっはっはっは!スーシーお前が行ったら10秒と奴らは、もたないだろそれでは、つまらん」確黯
「はっ!しかし、陛下アイツラの態度」スーシー
「言わしておけ、どうせ直ぐいなくなる、お前の気持ちは、嬉しいがな」確黯
「そ、そんな、もったいないお言葉……」スーシー
「いいから進めろ、鼠嵐!」確黯
「はっ!陛下、コイツらの対戦は、ミノタウロスだい!気象は、荒く腕力自慢の戦士だい!」鼠嵐
「ガラガラガラ」
反対側の檻が開く!
「モ"ォォォォーーーーーーーー」ミノタウロス
マーフォーク達は、そこら辺の武器を取り構える。
なかなか檻から出てこない!
「は、ハン、どうした確黯!対戦相手なぞ我らを恐」ゴツイマーフォーク
「ボン」っと音が鳴ったと思ったら、2匹のマーフォークに人が当たり倒れた。
当たった人は、血だらけで、マーフォークのからだを血の色に染めた、マーフォークの血も赤かった。
「モ"ォォォォーーーーーーーーーーーー」ミノタウロス
「ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス、ドス」
どんどん音が大きくなる。