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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
246/401

(246) 売られた。

階段の上にいるのは、この国の王と王妃だ。

五人は、座れるであろうソファー見たいのに座って、僕達を見ている。


「はっはっはっは!その娘か鏡占!」確黯


「はっ!陛下名をアリアと申します。」鏡占


「陛下、なかなか綺麗な娘ですね。」スフィーネ


「はっはっはっはスフィーネ嫉妬か?」確黯


「はぁ~~確黯様、コホン、陛下当たり前で御座います、もし、もし、この娘が、陛下に色目を使ったら私は、私は、気が狂ってしまいます。」スフィーネ


「息子の嫁だ、安心せい」確黯


確黯は、隣にいるスフィーネを手繰り寄せ、胸元に手を突っ込みもんだ!


「ぁん、フフフ、確黯様ぁ」スフィーネ


皆が観てるのにお構い無しだ!


「ア、アリアと言うのですね、僕は、覇円これからよろしくおね、いや、よろしく。」覇円


「ぁ……ぁぁ」(く、クソ声が出ない、あの変態ジジイめ!)


「!」


僕は、覇円と言う男にお姫様抱っこされ、上にいるイチャイチャしている王に向かい一言。


「父上!この娘、アリアを僕の妃にし、この国の栄光をもたらすことを誓います。」覇円


「おお!わかった、息子のこれからの成長とこの国の栄光に皆喝采だ!」確黯


「皆喝采だい!」男の声


「うぉぉぉぉーーーー」民衆?

「パチパチパチパチパチパチ」民衆?

「おおおおおーーーー」民衆?

「いいぞー覇円様ーーーー」民衆?

「覇円、覇円、覇円、覇円、覇円」民衆?


僕は、納得してないぞーーーーー


それから、拍手喝采と共に王と王妃は、座っているソファーごと移動した。


それは、いつ現れたのか真っ赤な白鳥見たいなそれは、王と王妃の座っているソファーごとアリーナ席の中央、そこだけ特別に観覧できるヘリコプターが止まれそうな所に運んで行った。


すると、覇円が僕をお姫様抱っこしながら、脚力だけで王と王妃が座っている下の階にある観覧席に運んだ。


そこには、王達が座って居たソファーそっくりのが置かれていて僕は、そこに優しく置かれた。


この観覧席からは、全体が見渡せ、さっき居たところを見下ろしたら結構な距離と高さがあった、それと下に居たはずの兵士や、ババァは、いなくなっていた。


「それでは、次は覇円様への献上の義だい!」男の声


「パチパチパチパチパチパチ」民衆?

「おおおおおーーーー」民衆?


何人もの人物が赤い階段を登り、膝間付き、品を見せ男の声が読み上げる。


その品は食べ物だったり、宝剣だったり、わけのわからない石で出来た骨だったりとかあった。


一番驚いて、他の民衆をも唸らしたのは、キングだった。


「それでは、最後に今日一番の品だい!それは!それは!キング・ペンペン様だいどうぞ!」男の声


「陛下、覇円様私の品は、既にお手元に有ります。」キング


「ほ~~」確黯


「ぁ……ぃぁ……ぁぁ」(キング助けて、キング!)


「ん?」覇円


「なんだ、なんだーーーーい」男の声


「それは、アリアと言う娘です。」キング


「おおおおおーーーー」民衆?


「おお!流石スーシーの兄だな」確黯


「ペンペン殿だったのかぁ~、一番嬉しいです。」覇円


「ぁぁ……ぁ……」(お前か!僕を売ったのは!(怒))


「流石ペンペン様だい。」男の声


「おおおおおーーーー」民衆?

「パチパチパチパチパチパチ」民衆?


その後、献上の義と言うのが終わり、太鼓と笛音色が聴こえてきた。


会場の中央より僕達の方にある赤い階段は、中央に移動され、火が着けられた。


その炎に合わせ楽器隊が現れ、踊り子達は、その炎の周りを皆が見えるように踊っていた。


僕もその光景は、カッコ良く、周りの雰囲気もあって見いってしまった。



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