(245) Red stairs
「ひぃひっひっひ、さあ、入るのじゃ、そろそろじゃからな」湾音
「あ……ぅ、ひゃ…」
僕は、ゴツイ男達が持ってきた、駕籠に乗せられ運ばれる、時代劇とかで見るやつの立派なやつに乗せられてだ!
しかし、なんだこの服は、真っ赤な衣装のドレス?って言っていいのかな?とにかく目立つ服装だ!
「さあさあ、いよいよだい!、覇円様の妃様に皆喝采じゃい」男の声
「おおおおお」民衆?
「ヒューヒュー」民衆?
「パチパチパチ、パチパチパチ、パチパチパチ」民衆?
なんだ!なんだ!凄くうるさくなってきた。
しばらく喝采は、続き僕の入っている駕籠が止まった。
「ハクザン開けろ!」確黯
「はっ!」ハクザン
すると、駕籠の中にいるはずなのに、風が通り抜ける感じがしたっと思ったら。
「バタン!」
駕籠は、四方に飛んだ
「おおおおおぉぉーーーー」民衆?
「パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ」民衆?
喝采が地鳴りする様にってか地鳴りしてるし!
「あ……」(眩し!)
少しして、目が慣れてくる。
よーく辺りを見渡すとレッドカーペットの階段の上に、黒い服装のガタイのいい人間?いや角が耳の少し上の方から生えている男とその直ぐ横に女性が立っている。
女性は、白い髪ただ頭に猫耳が付いていた服装は、黒のチャイナ服胸も大きく僕よりちょっと背が低い様に見える。
「こっちよ!」鏡占
「…ぃ」
僕は、手を取られた。
な、なんだこのババァは!
そこには、白いチャイナ服のガリガリで肌がガサガサな老婆が僕の手を繋いでいた。
そして、その老婆の先に、同じ赤い服を着た男性がいた。
その男は、金髪で、猫耳、その直ぐ下には、角が生えているしかも、なんだかその男も、緊張している。
「…ぁ……ぃ"ぁ……」
え、あ、あいつ!
赤い服の男の後ろに、四人膝まずいていた。
その中に僕を連れ去った、青髪の男が居た。
あ、あのやろーっと力をコメ睨んだ。
それと、昨日会った虎ヤロー。
緑色の鎧を着ているフルプレートアーマーの男?
そ、それと、ぺ、キング!いや少し違うな、真っ赤なペンギンがいる。
それとここは、なんだ、回りは、4m位の壁その上には、僕達を見て歓声を上げてる人々・・・・・いや、アソコに、ペンペンがいる。
目立つ目立ちすぎるよ、ペンペンいや、キング!デカイ梟の頭の上にいるんだもん、まるで雪だるまみたいだ!
いやいや、それより本当になんなんだ!
「ほれ!」鏡占
「ぁ……」
「あ!」覇円
僕は、ババァに押され金髪に体を支えられた。
「早く確黯様に挨拶してきなさい。」鏡占
そういうと鏡占は、階段の上にいる人物に向かい膝まずく。