(244)式典開幕!
「おおおおおぉぉぉぉぉぉーーーー」民衆?
僕は、大きな大きな歓喜な叫びで、目を覚ます。
「静まれい!」男の声
大きな声が聞こえた、まるで拡声器を使ったかのようだ!
「ひゃひっひっひ、やっと目覚めおったか!」湾音
「あ、ぁ……、ん!?」(あの変態ジジイ、声が!)
「続きまして、大将・ハクザン様だい!」男の声
「確黯様、我が白虎の名に誓い今後とも確黯様に、忠義を誓う、誓います。」ハクザン
「うむ、顔を上げよ、しかと受け取った。」確黯
「おおおおおぉぉぉぉーーーー」民衆?
又、地鳴りの様に歓喜な叫びが聞こえた。
「それじゃい、最後は、この方だい!大将、スーシー様だい。」男の声
「おおおおおぉぉぉぉーーーー」民衆?
「きゃーーーー」民衆?
「スーーーーーシーーーーー様ーーーー」民衆?
「バサバサ」
「確黯様の御前失礼しゃす、わたしゃ鳳凰の名に誓い今後一層に確黯様に忠義を誓いしゃす!」スーシー
「うむ、顔を上げよ、しかと受け取った!」確黯
「我ら今後とも、確黯様の四天王として君臨させてもらう事を御許し下さい。」オウワン
「うむ、今後覇円にも力を貸してやってくれ!」確黯
「はっ!」オウワン・クロウジ・ハクザン・スーシー
「おおおおおぉぉぉぉーーーー」民衆?
さ、騒がしい。
「さあ、さあ、本日の主役の登場だ!」男の声
「覇円、覇円、覇円、覇円!」民衆?
「ひぃひっひっひ、そろそろ出番じゃ」湾音
「ニャハハハハ、錠は、外すがニャ、逃げたり変ニャ行動とったら、もっとキツイ拷問に、なるニャ」猫描
僕は、首を縦に振ったっと言うより振らざるえない状況だ!
わーーーーっと歓声が上がった。
「父上、母上、私の為に、この様な式典を開いて下さり、有難う御座います。」覇円
「おおお、よい、よい、これより御主は、この国の為に、繁栄と成長をもたらせ、それと孫もな!」確黯
「はっ!父上!」覇円
「確黯様、エルフの娘を待機させてます。」鏡占
「おお、そうか、そうか、覇円よ!」確黯
「はっ!」覇円
「覇円には、ここで婚約してもらう!」確黯
「え!あ、はい!」覇円
「やはり、我の息子だな!我も同じ反応だったぞ!」確黯
「安心してください、確黯様、スフィーネ様同様に大魔王様の血を濃く継ぐ後継者を産んでくれます。」鏡占
「期待しているぞ!スフィーネと出会えたのは、奇跡だったからな。」確黯
「陛下、運命だったのですよ。フフフ」スフィーネ
「まあ、そういうことだから、鏡占の選んだ娘に妃になってもらうのだ!決して鏡占が選んだ娘以外の子は、作るなよ、後悔したくなければな!はっはっはっは!」確黯
「はっ!、わかりました父上」覇円