(243)溺れる!
「ボチャッ」
「ん~、ん~、ぶくぶくぶく」
「上げるニャ」猫描
「ガラガラガラ」
「ボチャッ」
「プハ、はぁ、はぁ」
「下ろすニャ」猫描
「ガラガラガラ」
「ボチャッ」
「い"ば、ぶくぶくぶくぶく」
「ニャハハハハ、何か言ったかニャ」猫描
「グ、ググググ猫描なぜ、なぜ拷問器具を使うとか、お前の鋭い爪でギタギタにしない!」檻黒
「ぶくぶくぶくぶく」
「はぁ、お前は、バカニャ檻黒」猫描
「なに!」檻黒
「ぶく・・・・・ぶく……」
げ、限界・・・・・
「上げるニャ」猫描
「ガラガラガラ」
「ボチャッ」
「げほ、げほ、はぁ、はぁ」
「檻黒、ハクザン様は、教育しろとは、言ったが傷つけていいとは、言ってなかったニャ、また、檻黒ぶっとばされるニャ」猫描
「う、・・・・・」檻黒
「はぁ、はぁ、もう、はぁ、やめて、はぁ、言うこときくから。」
「ニャハハハハ、下げるニャ」猫描
いやぁーーーー
「ガラガラガラ」
「ボチャッ」
「い、ゴボ、ボ、ボ、ボ……」
「ニャハハハハ、いっぱい飲むニャ、ニャハハハハ」猫描
「グ、ググググ」檻黒
「ぶくぶくぶくぶく・・・・・」
も、もうだ、だめ・・・・・。
僕は、ここで、溺れ、式典前まで、気を失う。
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因みにだ!因みに!ハクザンと別れた後、猫描と言うチーターの獣人に片手で重りの錠ごと、僕を肩に担ぎ上げ運んでる、まるで、米俵を片手で運ぶようにだ、同じ位の身長なのに、体型もあまり変わらないが、かなりの筋肉質だった。
運ばれる最中僕は、騒いだ!だれか、助けてくれないかと願いながら、しかし誰も来ないどころか、猫描の肩で騒いだせいで、子供の躾をするようにお尻を叩かれた。
非常に痛かった。
僕は、猫描達に連れていかれ、違う搭の地下室に着いた頃には、手首足首は、重りの錠のせいで、擦れて痛かった。
ただ、その痛みも忘れて地下室に着いた途端に顔が青ざめた。
そう、明らかに拷問部屋だった。
猫描は、笑いながら、何がいいかニャっとか言って僕を地面に置いた。
乱暴に投げられたりしなかった為、僕は、猫描に救いを求めるように、痛くしないで、言うこときくから、とかどうすれば、痛くしないでくれるのかを聞いたが、無視して、猫描は、自分の爪を見て力を入れた。
すると、猫描の爪が伸びた!そのままゆっくりその爪を僕に向けて、突きだしてきた。
僕は、やめて、っと言うと、猫描は、笑いながら、重りの錠の重りの部分だけをその爪で、切り落とした。
僕は、焦った、爪で鉄を切ったのだから。
僕は、唾を飲んだ、猫描は、優しく喉は、乾かないかニャっと言ってきたからだ、今まで無視してたのに。
まぁ、僕も何度も叫びまくったし、けっこう水分を取ってなかった為、僕は、猫描に正直に喉は、乾きましたっと言うと猫描の顔がにたりっとした。
しばらくして、ゴロゴロゴロっと大きな水槽を獣兵士?が5人がかりで、持って来た。
すぐに、僕は、錠に、フックを掛けられ、天井にあった滑車の所まで持ち上がった。
それからは、水槽に落とされ、上げ下げしながら、僕は、溺れる流れになった。