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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
242/401

(242)こ、これからどうなる?

「グ、ググググ」檻黒


「声は、どうかな?姫さ、いや違うな、お嬢ちゃん」ハクザン


「…は、なせ、う、うん、離せ!」


「ガシッ」


「う~、ん~、ん~」


ハクザンの手が僕の口を被う。


「まぁ、黙ってくれるな!」ハクザン


恐い、めちゃくちゃ恐い

僕は、うんっと頷く。


「うん、うん、ゴッホ、怯えゴッホ、ゴッホておるのぉ~」猿楼


「おい!お嬢ちゃん、お前は、明日覇円様の16歳の成人に成られた初めの妃になれる式典の主役に選ばれた!ラッキーだな!はっはっはっは!」ハクザン


「え!」


ハクザンに、睨まれた。


「ひぃ!」


「グ、ググググ」檻黒


「ニャハハハハ、ラッキーニャ、ラッキーニャ」猫描


「しかし、よく檻黒から、ばれずに逃げられたな!檻黒の嗅覚は、1km先でも匂いを嗅ぎわけられるのにどうやったんだ?」ハクザン


「ぁ……」


「まぁ、いい見つかったから明日の式典楽しみにしてるぞ!」ハクザン


恐怖で声がでない。


「ハクザン様、こいつの両手足を折って、声帯を潰して良いでしょうか、子を産める体だけあればじゅうぶんでは、ないですか?」檻黒


次の瞬間凄い音がした。


「ゴロゴロ」


「ゴゴォォォーーーーがぁぁぁーーーー」檻黒


檻黒は、ハクザンに、凄い勢いで殴られ、檻黒は、壁にぶつかり、倒れた。


「ゴッホ、ハクザン様、やり過ぎじゃて、これでもゴッホ、ゴッホ飲みなされ檻黒。」猿楼


「あ、ぁ……、ごくごく」檻黒


「檻黒、お前の失態だろ?」ハクザン


「ひぃ!す、すみませんでした。」檻黒


「ニャハハハハ、ハクザン様どうします?また逃げられてもですニャ、私の所で教育しときましょうかニャ?」猫描


「ああ、そうだな、明日の式典までに黙って立ってられるように、教育しとけ、猫描」ハクザン


「わかったニャ」猫描


「猫描なにゴッホ、ゴッホか、あったら、ワシは明日の準備しとるから、くるゴッホ、ゴッホといいのう。」猿楼


「コンコン」


「大将、白虎・ハクザン様、失礼します。」兵士?


「どうした?」ハクザン


「大魔王様、フォン・確黯(かくあん)様がお呼びです。」兵士?


「確黯様が!わかった直ぐ行く」ハクザン


「ぁ……」


ギロっと恐い顔を向け


「猫描、頼んだぞ!行くぞ、猿楼、檻黒は、猫描のサポートをしろ!次は、逃がすなよ明日だからな!」ハクザン


「は!」猫描、猿楼、檻黒


手の甲を付け、ハクザンにお辞儀する。

ハクザンと猿楼は、先にでていった。


「ニャハハハハ、じゃあ行こうかニャ」猫描


「グ、ググググ」檻黒


「ひぃ!」


だ、駄目だ詰んだ!嫌だ、な、なんとかなんないか!

ってか、妃ってなにそれ、生け贄かなんかなの?しかも初めてのって事は、次々にお妃作る浮気者と結婚するの?しかも16ってガキじゃん、この世界でも、僕もう22才位だし。

まぁこの化け物達よりは、マシになるかぁ~きっと逃げるチャンスももっとでてくるだろう!






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