表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
240/401

(240)水槽の人

「は!」


ね、寝てしまった。

ってか、よくねれたなぁ・・・・・


湾音(ワンオン)様、湾音様」兵士?


「なんじゃ、なんじゃ、うるさいのぉ~まだ耳は、遠くなっておらんわ!」湾音


「す、すみません!、で、ですが、まだ見つかっていないんです。」兵士?


「式典は、明日だぞ!どうするのじゃ、はよみつけないとなぁぁ、ひぃーひぃひ、くそババァがぶちギレるぞ、ひゃひっひっひ!」湾音


なんだか、楽しそうだ。


「そ、それで、湾音様のホムンクルス達を貸していただきたく、中将、猿楼(えんろう)様に言われて来ました。」兵士?


「ああ、わかった、ハクザンは、馬鹿だが、いい中将がいたなぁ」湾音


「湾音様そ、それは・・・・・」兵士?


「まあよい、どれどれ、30体貸してやろう。」湾音


「は、はい、ありがとうございます」兵士?


「それでは、離れておれ。」湾音


「びちゃびちゃびちゃ」


水槽の水が飛び出ている音が聞こえた。


「お前達エルフの女を探してこい!」湾音


ぴちゃっぴちゃっぴちゃっ、っと人が歩く音、水溜まりを踏みながらの音が聞こえた。


「おーー流石です、湾音様」兵士?


「そうだろ、そうだろ、ひゃひっひっひ」湾音


「ん?」兵士?と湾音


「おいおい、どうしたのじゃ、そっちは、わしの部屋だだぞ」湾音


「わぁぁ……あ、ンッコニ、きる。」ホムンクルス達


「容器から、出たばかりじゃからのぅ、まだ言語が、おぼつかないの~」湾音


「あ!、そうか、服を探してるんじゃないですか?」兵士?


「おぉ~そうか、そうか、でもおかしいのぉ~、今までのホムンクルス達は、服など1日位経過しないと全く気にしてはいなかったのにのぉ~。」湾音


「実は湾音様の部屋に、エルフが居たりして。」兵士?


「ひぃひっひっひ、笑わせるでない、檻黒の警備で、この部屋にたどり着けるなんて、まず無いのぉ~」湾音


「そうですよね!檻黒様に、抜け道なんて、どこにもないですもんね、これは、失礼しました。」兵士?


「おいおい、ホムンクルス達よ、戻ってくるのだ!」湾音


「あ!次々湾音様の部屋に、入っていきますね。」兵士?


「仕方ないのぉ~、一時間は、最初の命令に、従うように行動する、最新のホムンクルス兵士達は、羞恥心が先にくるのかのぅ、様子を観なくてはひゃひっひっひ」湾音


ヤバイ、中に入って来てる。


「ぉ……こ?、ど…ぉ?」ホムンクルス


「ぁ……」

「ガサガサ」

「ドテ!」

「ズル!、バコ!、痛!!」


ホムンクルス達は、僕を探しているようだが、どこに隠れているかは、わかって無いらしい。

部屋が、汚いからなぁ~。


「わ、湾音様、部屋が、荒らされてますよ・・・・・」兵士?


「ひゃひっひっひ、まあよい、まあ、よいのぉ~」湾音


くっ、ここにいるのも時間の問題か!?






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ