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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
228/401

(228)進水式

僕達が戻る頃には、日が沈んでいた。


リジナルがアニを見た時は、驚いてカーカーーっと鳴いていた。


その日は、ご飯を食べて寝た。


翌日……拠点四日目


「ザザー ザザー」


今日は、晴天、波の音が心地いい。

僕達は、朝食をさっと済ませて海来た!


「カーーーー」(本当にこんなので、大丈夫?)リジナル


「ぷーぅ」(大丈夫に決まってるだろ!)レイム


「そうだ!マーマが考えた?筏に文句あるあるのか!」アニ


「いやいや、大丈夫かどうかは、やってみないと分からないからね、ね、落ち着いて。」


実は、さっきから、リジナルは、筏が浮くのか、カーカー言いながら笑っていた。


いや、確かにこんな筏じゃ、浮くのかどうか怪しいからね、笑われるのもわかるよ。


木を横並びにして、蔦で、バラけないようにくっ付けただけ、僕もこれが浮くかは、怪しいところだ。


ただし、レイムや、アニは、もちろん、皆で作ったからね筏をバカにされて、リジナルに一同イライラを隠せない。


「カチカチ」蟻達


珍しくゴジ、バト、犬もカチカチ威嚇している。


「ま、まぁ、浮かべてみようよね、ね」


僕は、皆をなだめ、筏を海に浮かべるように言った。


「うおおおぉぉぉ」アニ、ゴブン、リブゴン、ゴブブン

「カチカチ、カチカチ」ゴジ、バト、犬


「カァーーー」(浮くの?)リジナル


「浮くさ、頑張れーーーー」

「ぷーぅ」(頑張れーーーー)レイム


「ザブゥーン」


「おおおぉぉぉーーーー」アニ、ゴブン、リブゴン、ゴブブン


「カーーーーー」(おおぉぉぉーーーー)リジナル


やはり、木の浮力すげーーーーしっかり筏は、浮いていた。


「やったね(^o^)/、アニ乗ってみて。」


「わかったマーマ」アニ


アニは、筏に、跳び乗った。


「バシャン!」


アニが、乗った衝撃で波がおこり、僕が居るところまでプチ津波が来たが、ゴジ、バトが防いでくれて、濡れるだけですんだ。


濡れたと言っても下着しか着てないからすぐに、乾くでしょう、マジ、プライベートビーチって感じ。


「シュ~~」

「ぷーぅ」(アニ海水が、かかったぞ(イラ))レイム


かなり怒ってるみたいに、レイムから、煙りがでてる。


「あ、兄貴ごめん、わざとじゃないだ」アニ


「そうだよ、レイム(笑)」


「ぷーぅ」(わ、わかってるよ)レイム


まあ、なんだかんだ、アニが跳び乗っても筏が壊れなかったので、成功である。


筏に、蔦の長いのを付け、砂浜に、木を打ち付け、筏が何処かへ行かないように杭を作ってもらった。


あとは、船橋を作れば、拠点(仮)が港町ぐらいにまで発展してくれそうだ。


キングの話しだと僕らが出ていったあとは、ハーピィ達が拠点(仮)を使ってくれるみたいだ。




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