(222)物件探し
ご飯を食べた後、レイムに話を聞いたら、近くに島がいくつもあるらしい。
無人島も何島もあるらしく、川がある島にする予定だ。
水は、必須条件だもんね。
っとなるとそこそこ島は、自然とデカイはずだ。
僕は、一度レイムと場所の視察の為に今日はこれから、空の旅をする事になった。
チビらないといいけど・・・・ってかチビりたいよアイドル体質だから下の毛も生えないしまぁ、そんな事どうでもいいか。
アニは、引き続き木材調達、蟻達は、その木材の加工、ゴブリン達は、頑丈な蔦探しだ。
「バッサ、バッサ」
「暗くなる前に帰ってくるから。」
「マーマ気をつけて」アニ
「グオオォォーー」(安心しろよ俺がついてるから、ねママ)レイム
「う、うん」
僕は、レイムにしがみつく。
そして、空へ。
空から、今いる所を見ると、大陸になっていた。
それと、海の方を見ると島がちらほらあった。
「・・・・・」
「グオオォォーー」(ママあそこの島から行って見よう。)レイム
「・・・・う、うん、わぁぁぁぁ~~~ん~~~」
急降下した。
「バッサ、バッサ、ドシ」
「ん~~~オエェェ」
昼の食べ物がぁーーーー
「グオォォーー」(ママ大丈夫?)レイム
「はぁ、はぁ、オエェェ・・・・・、だ、大丈夫」
着いた島は、森があり、山が3つある、一つの大きな山からは、川が流れていた。
なかなか理想的な、島だった。
「ギュ、ギュ」???
変な魔物がいた。
ゾウの顔だけみたいな魔物だ。
きっと鼻の部分がしっぽで耳が手だな、耳の下からは、牙が生えている。
正面を見ると口は、大きく目は、つぶらな瞳だった。
レイムを見ると急いで逃げて行った。
なんだか、肉になりそうな魔物もいて、立地条件的には、決まりだな。
それから、同じ感じで各島を回った。
二ヶ所目は、大きな山が一つで森に覆われた、これまた、住みやすそうな島だ!
三ヶ所目は、断崖絶壁船の留場も無い、草木も生えてない岩だらけの島だしかも小さい、ここは、駄目だな。
四ヶ所目は、山が2つ三日月のような形で、砂地もありなかなか良さげな島だった。
五ヶ所目に、行こうと思ったが日が沈んで来たので今日は、拠点に戻った。
まぁ、少しは、レイムの背中も慣れてきた。
ただ帰る途中に、大きい島国を見かけた。
レイムがまたふざけて、高度を上げたから見えた。
遠目からでもわかる回りを海で囲われてる島。
なんだか正方形に塀で型どられた、国がある。
きっと真ん中に偉い人でもすんでんだろうって感じだな。
あれは、サザール・フォンで間違いないと前に聞いた島国だと確信した。
まぁ、そんなのを見ながら本日は、終了した。