(221)なべぱ
「マーマ着いたよ~~」アニ
「あ!こっちこっち」
「カチカチ」バト
「なにこれ?」アニ
「何って、貝だよ貝、焼くと美味しいよ・・・・・たぶん」
「そうなんだ!」アニ
「うん運ぶの手伝って」
「わかった。」アニ
う~んこれだと少ないかなぁ
「そうだ、アニ、バトの上に落っこちない程度に載っけて、ゴジと犬は、土掘り、僕とゴブンは、拾いアニは、その貝をゴジと犬に載っけて、拠点に戻ろうか。」
「ワカリマシタ」ゴブン
「カチカチ、カチカチ」ゴジ、バト、犬
更に潮干狩りをしばらくしてから、拠点に帰る。
拠点に戻っている最中に、バッサ、バッサっと空から、レイムが帰ってきた。
「ぷーぅ」(ママーー見つけたよ)レイム
レイムがサッカーボール状になり、僕にいつものように、ベチョっとくっついてきた。
「お帰り」
僕は、レイムを優しく撫でてあげた。
しかも、このタイミングで帰って来てくれたのは、ありがたい。
僕達は、拠点に戻り、ゴブンと犬にゴブブンとリブゴンも呼んできてもらった。
皆集まるまで、料理するぞ!
僕は、レイムに火を着けてもらい、鍋に水を入れ少し海水も入れた。
そのあと、鉄板の上に貝をおいて、貝も焼いていった。
鉄板は、ドワーフにもらったやつだ、大きさは、畳一畳位の大きさだ、非力な僕には、持てないが息子やミミアント達がいる、本当に頼りになる。
その鍋に、海藻を入れた。
海藻の色が変わり真っ赤になった、赤茶色から、真っ赤だ、予想だと緑色になると思っていたのでびっくりした。
その鍋に更に、魔物の肉と、焼けた貝の中身を入れた。
貝は、予想どうりでよかった。
ちょっと鍋の味見をしたが薄味だった、もっと海水入れた方がよかったな、まあ今日はこんな感じかな。
後は、大量の貝を焼き、半分も焼いていない位で、皆そろい、ご飯になった、僕とゴブリンは、貝と鍋を食べた。
アニとミミアント達は、大きめの魔物を捕まえ食べる、ただミミアント達は、余り食べなくてもいいのか、他の食べ物をたべてるのか?車位の大きさなのに、サッカーボール位の量位しか食べない。
それに、比べアニは、あるだけ食べる因みにレイムも。
レイムは、貝殻を食べてくれる。
レイムは、残飯処理係りみたいだ、いや、むしろ残飯処理係りだ。
因みにゴブリン達が僕が作った鍋を美味しそうに食べてくれて、本当に嬉しかった。
それと、アニ以外のゴブリンで鍋を食べたのでアニが悔しがり、八つ当たりしそうだったので、急いで鍋に水を入れ貝と魔物の肉をぶちこんで即席鍋を作った。
アニに渡す前に、味見したが海水入れて無いので、かなり味が薄がアニは、喜んで食べた。
今日は、ある意味鍋パーティーだな、っと僕は、思った。