(22) 鶏車(馬車)
「トントン、キィーー」と教会の入口が開いた音がした。
「あのーエルフの子供を迎えに来ました。」っとメラン
「ハーイ今行きます」っと僕の手を繋いでシスターが玄関口に向かった。
「イヤだ、イヤだ」とレーレの声がした。
僕は、後ろを見たらレーレが泣きながらアリに連れて行かれている。
僕は、レーレの行動が嬉しく。
「レーレ姉ありがとう、また会いに来るから、必ず。」と大きい声で言った。
「あだじ、も、うっあ"いに、行くがら」レーレも負けじと大きい声で言った。
「うん」
「じゃー、いこうね」っとエルフのお姉さん
「姉御が、待ってるからメラン、教会に挨拶と謝礼金渡しておいてね。」エルフのお姉さん
「わかった、俺もすぐ行く。エーフィさっさと連れていけ。」メラン
「いこうね、」エーフィ
僕は、エーフィと言うエルフのお姉さんに連れていかれた。ちょっと雑じゃやね。
「アリアをよろしくおねがいします。アリアもおっきくなったら、顔を見せに来てね。」と、シスター
「シスターいままでありがとうございました。皆にもありがとうってお願いします」っと言うとすぐさまエーフィに手を引かれながら前を向き、泣いていた。
教会を出てすぐの所に鶏車(馬車)が止まっていた。鶏の大きさは、2m位あった。鶏と、違う所は、大きさと、頭に角が生えている所かな、鶏車には、一人のエルフのお姉さんが待っていた。
「姉御つれてきました。」エーフィ
「っチ、早く乗せろメランは、まだか」エルフの姉御
えー怖いんですけどー
「メランは、すぐ来ると思います。挨拶と、謝礼金だけなので、」っとエーフィ
「・・・」
僕は、鶏車に乗せられ沈黙が、続いた。超怖い時間が長く感じた。
「姉御すみません、遅くなりまして。」メラン
「早くしろ‼️行くぞ‼️」っとエルフの姉御は、怒鳴りながら言った。
マジ早く両親に、会いたい。