表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第五章 島国
218/401

(218)満天の星空

僕達は、アビーヒ・・・・・チカの所で一週間位いた。

色んな所をみせてもらいながら、楽しく過ごした。

アニは、なんだか、アビーヒと居なくなる事が多かったけど、シスコンか!って思うほどだ。


「キシキシ」(ママまた来てね。)アビーヒ

「キシキシ」(アリアまた会うデス)チカ


「うん、うん、ありがとう」


「キシキシ」(レイム兄ちゃんママをお願い、アニ自信を持って頑張んなさい。)アビーヒ


「ぷーぅ」(任せとけ!)レイム


「ネエェちゃんありがとう」アニ


床が動き出し、僕達を上まで運ぶ、まるでエレベーターだ!


入り口から、チカの所迄一日位だった。

しかぁーーーーし、アビーヒの所から外迄三時間位だ!来る時こっちを教えて欲しかった。(|||´Д`)


アビーヒが時間を調整してくれたのか、外に出た時は、昼位だった。

まず、表に出て食事にした。

アビーヒの所で貯蔵していた、お肉とキノコ、味は、サイコーだった。


それにしても凄かった。

ある意味僕の家族は、人間社会では、あり得ないほどの数だ!あの小さい蟻達が僕の孫になるからだ!千や二千処じゃない、何百何千万って感じだ、本当に、外は砂漠になってるんじゃって思うほどだ。


しかし表は、ちゃんと森林だった、よくこの状態を保てるもんだと感心した。


僕達は、人間の居る街や村を避け海辺に向かって歩いた。

歩いたって言っても犬とゴジとバトが僕達を運んでくれているのだけど・・・・


僕達は、ゆっくりと海辺へ向かう。

時々、レイムにドラゴンに変わってもらい、海辺の方角を教えてもらいながら進む。


それにしても凄い、改めてドラゴンの姿を見たがイカツイオレンジ色したドラゴンだった、ただし、触るとやっぱり柔らかい。


一応背中に乗せて飛んでもらったが・・・・あまりにも高く飛んだので恐くてしかたなかった。

高い所には、自信があったのにぜんぜんダメだった。


まぁ、絶叫アトラクションみたいだった。

っというか恥ずかしながら絶叫してしまった。


「レイム火を着けて」


「ぷーぅ」(うん)レイム


「マーマ上綺麗」アニ


「ん?、うわ~~」


空を見渡すと雲ひとつない満天の星空がそこには、あった。

なんだろう涙が何故かでてきた。


こんなに素晴らしい景色を見たことと言うか、こんなに綺麗で透きとおる星空に、二つの月なんと神秘的な、なんと感動的な夜空だろう。


たぶん、僕は、気が緩んだんだと思う。

本当に、レイム達が無事でいてくれて今更ながら喜んだんだと僕は、思う・・・・・


「ぷーぅ」(ママ!)レイム

「マーマ!」アニ


「ぐすっ、ごめん、大丈夫だから(⌒‐⌒)」


きっと皆もこの星空を見てるはずだよね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ