(217)アビーヒ凄いよ
しばらくアビーヒと話した後、アビーヒに巣を色々見してもらった。
巣の中には、大広場、広場、食糧庫、水呑場、保育室、廃棄室、クリスタル部屋、宝物庫、密林の部屋、ワーム部屋、キノコの栽培部屋、養殖場、ヤンチ部屋、アビーヒの部屋それぞれの部屋は、広く歩くのが大変そうだったが何も心配は、なかった。
床が自動的に動くのだ、アビーヒの子供達が横移動のエスカレーターみたいだ。
まぁ、そんな事より一番驚いたのは、養殖場だ!初めは、大きな池かなぁっと思ったらミミアントが死んだワームを池に投げ込んだと思ったら、ピラニアみたいな魚の群れがダンプカー位のワームを数秒でたいらげるのを見てしまった。
しかもその後池の中に何匹かの小さなミミアント達が入って行き、戻って来たと思ったら、小さなミミアントと同じ位のピラニアをクチに咥えて戻って来たのだ!しかも一匹一匹がだ!アビーヒ曰く、自給自足しないと回りの生物が居なくなり砂漠化してしまうと言っていた。
僕は、凄いなぁっと思いつつ何処でそんな事を学んだっと思って、アビーヒに聞いてみたところアビーヒにも分からないけど記憶の片隅に何でも壊し過ぎたり、木を切りすぎると直ぐにその土地は、死に砂漠化になるとアビーヒは、言っていた。
だからと言って自給自足できるほどの物を作るのは、直ぐには、できないものだと僕は、認識してるつもりだがアビーヒは、やってのけてる。
次に驚いた密林は、密林で木と草を増やしているそうだ、果物のなる木も何本も有った、密林は、他の部屋にくらべ、クリスタルを天井いっぱいに使っていてしかも暖かい、小さなミミアントが葉っぱをバケツ代わりにして水を蒔いている。
凄すぎるよアビーヒ!
それから宝物庫に行った。
剣や盾、弓や斧、銀貨や金貨、宝石やアクセサリーetc.....
まぁ、見た感じ銅貨が一番多かったよ。
でもよく識別して分けたもんだと僕は、感心した。
アビーヒに持っていく?って聞かれたが欲しくなってからでいい?と聞いたら即okだそうだ。
クリスタル部屋は、明るく、暖かく、涼しくもあり、明るさと温度も変えられるクリスタルがある事をしった。
食糧庫には、モチロン涼しくするクリスタルが使われていた。(色んな魔物の死体だらけだった。)
ワーム部屋は、けっこうグロかったからスルーした。
ヤンチ部屋は、僕も協力して10体ヤンチを出してあげた。
でもすごいのは、召喚したのかどこから持ってきたのかしらないけどかなりの数のヤンチがいた。
キノコ栽培部屋は、食べれるキノコだけ育てていた。
素晴らしく美味しいキノコだった。
食べたのかって食べたよ、しかも焼いてあるやつ、醤油が欲しかったけど無くてもかなり味と匂いが最高だった。
アビーヒの部屋で晩餐をしたのでアビーヒの部屋も見たけど広かったよ、ショッピングモール位に広かった。