(211)勇者の目的
「カチカチ」猿
「ヨシヨシ、ありがとう猿」
ドワーフ族の住みかに着いて直ぐラルルが、僕に気が付いた。
「お義母様ですわ」ラルル
「カチカチ」(ママ無事で良かった。)カイリ
「お、お、お帰り・・・・・///」メーデー
ラルル、メーデー、カイリが一緒にいた。
メーデーどうした!なんか恥ずかしがってる!
「お、お義母様胸元!」ラルル
「ん!?、わ!ごめん」
首元がよれよれの服で、薄い布をブラ代わりに巻いていたが見えるもんは、みえるよね~
僕は、右手で開いていた部分を押さえ謝る。
チャムめ、だから暴れるなって言ったのに・・・・・。
「お義母様ちょっと待っててください」ラルル
スーーっと何処かへ行くラルル
「そ、それでメーデーは、これからどうするの?」
「う、うん・・・・・僕は、シリウスを手伝おうと思う・・・・」メーデー
「うん、いいと思うよ、頑張んなさい、ただ・・・・たまには顔を出しなさい。」
「うん、そ、それでお母さんは、これからどうするの?ドワーフの人達と一緒に向こうの山に行くの?それとも僕達と来る?」メーデー
「ううん、無人島を目指して旅立つよ」
「カチカチ」(僕は、ママに着いていくよ絶対!!)カイリ
カイリが割り込んできた!
「うん、カイリありがとう(^-^)」
「僕達は、ドワーフ族を向こうの山に連れて行くよ、それで土の精霊ノームを捜しに行く予定だよ」メーデー
「え!?ノーム?」
「そう精霊ノーム、シリウスは、各地の精霊に会って精霊の玉を集めてるんだ!」メーデー
「そうなんだ!」
なんだかRPGみたいだなぁ~
「ドワーフ族に精霊ノームが居るとこを教えてもらえたから行く予定だよ、お母さんが行く無人島の付近に魚人族がいたらウィンディーネの居場所も調べてもらっといてよ」メーデー
「お義母様持って来ましたわ」ラルル
嬉しそうにラルルが戻ってきた!
「ありがとうラルルちゃん」
「気にしないでお義母様」ラルル
僕は、服の上から服を着た。
「メーデーわかったよ、ウィンディーネの情報がわかったら何とかメーデーに伝えるようにするよ」
「カチカチ」(ママそれなら犬、雉、猿を伝令役に使えばいいよ、勇者達の移動に使えるし、メーデーなら僕達の言葉がわかるみたいだし)カイリ
おおぉ、頭いいな、全然思いつかなかった。
「そ、そうだね、そうだよね」
「カイリありがとうそうしてもらうと助かる」メーデー
「ん?ありがとうですわ」ラルル
ラルルは、途中からでも話を合わせて答えた、ちょっと首をかしげながら。
「なになに?アリアさんじゃんやっと着いたんだぁ」アルゼリア
「あれ?シリウスは?」パイア
「お母さんしか来てないよ」メーデー
「あいつーーーー(イラ)」パイア