(207) 大神官❓
「べつに村に帰らなくてもいいんじゃない?」
「ダメなのよ、年に一回神聖際っと言う、エルフ族の集まりがあって各地から、その日ばかりは、エルフ族が集結し、マナ様が住むとされている神聖樹に各地の報告と神聖樹の葉をお湯で煎じて、飲むお祭りがあるから・・・・」アイル
お茶会か!本当に行かなくてもいんじゃね?
「・・・・」
「その神聖水を飲まないと、神聖樹の加護が失くなってしまう・・・・・、」アイル
「え!なにそれ」
「神聖樹の加護は、木の力でエルフを守ってくれて、体の体型を保持してくれる能力、これがないと、魔の力から守ってもらえず!子供ができた時、ハーフエルフか、ダークエルフが産まれてしまうらしい。」アイル
「能力って失うの!?」
「うん、・・・・しかも神聖水を飲まないと魔物がなぜか襲ってくる体質になると言われている。」アイル
そうか!だからエルフの村と言うか、その神聖水を飲まないといけないのか
「ルスターの為に?」
「///そう、だから神聖水を飲まないと私が魔物を呼んでしまうかもしれない・・・・」アイル
「他に、その神聖水って他には手に入れられないの?」
「マナ様に神聖樹の葉を貰えれば・・・・、いや無理ですね」アイル
「そうだ、エルフとハーフエルフの村は?」
「ハーフエルフは、分からないけどその村は、きっとエルフの村で違反を犯した者の村でしょうね、トイレット様の親衛隊がその様な村村を見廻りには、行ってる話は聞いた事がある」アイル
「トイレットって何者?」
「ああぁ、そうだったね、トイレット様は、エルフの大神官様で親衛隊を使って全てのエルフに指示を出されている御人だ!エルフ族が暮らしやすいように・・・・」アイル
王様?皇帝?大統領みたいなものか?ってか何やってるんだろう?
「んんーーー?」
「まあ、大神官様は、マナ様のお声を聴いてエルフの繁栄の為に私たちを見守って下さっている御人です。」アイル
「ぷーぅ」(お腹すいた~)チャム
「お帰りチャム」
もう、すっかり夕暮れ時だ。
「・・・・・」アイル
「ぷーぅ」(なんであいつら入って来ないんだ?)チャム
「ア、イヤ、オカミサン、ダイジナ、ハナシシテタ、ハイレナイ」ゴブン
「ギャ○*※◇」ゴブブン
「そうだ!アドルは?」
「ぷーぅ」(兄ちゃんは、橋作り終わりそうだから、もう少しやってから帰るって)チャム
そうだ!表
「ポツ・・・・ポツ」
小雨になってる。
「チャムちょっと」
「ぷーぅ」(?)チャム
「ゴニョゴニョゴニョ」
「な、なに?」アイル
僕は、アイル見ながらチャムにお願い事をする。
「ぷーぅ」(わかった!)チャム
「お願いね!フッフッ」
「アリアなに企んでるの?」アイル
「ナイショ」