(199)禁忌のヤン樹
「え!本当に!」アイル
「そ、そうですけど・・・・」
「あ、アリア、本当にお前のおかげでエモアは、救われたが・・・・本当にエルフ族に狙われる!」アイル
「どお言う事だ、アイル!!」ルスター
「ルスター様、我々エルフ族は、ダークエルフを敵と認識しています。」アイル
「そうだな!昔アイルにアリアさんの事を話したらそんなような事を言っていたな!」ルスター
「え!そうなん」
「ルスター様が幼い時の話だったので人族が日焼けした方だと私は、思っていました、アリアに会うまでは・・・・」アイル
「やっぱり、あの時信じては、くれてなかったかぁ」ルスター
「す、すみません、ですが、ですがルスター様、我々エルフ族は、幼い時から悪い事をした物は、封印の山にいるダークエルフに食べられるっと言われ、ドラゴンをも支配するダークエルフは、その昔にエルフ族全てを滅ぼそうとしていたと伝えられ、ハーフエルフからのみ産まれるダークエルフに怯えながら生きてきたと代々言われてきました。」アイル
「僕は、そんな事しないよ!!」
「で、ですが!アリアあなたは、ヤン樹をだせるんですよね」アイル
「う、うん」
「それがどうした、そのおかげでアイルお前は、助かったんだぞ!」ルスター
「る、ルスター様、そうなんですけど、我々エルフ族は、ヤン樹を出すのを禁忌としています。」アイル
「え!な、なんでですか!?」
「そ、そもそもヤン樹を出せるエルフ族がそんなにいないのとヤン樹を出すとしても神聖樹の周りのみゆるされ、禁忌を破ると樹木の精霊マナ様に呪いの木樹にかけられ、木になってしまったり、樹木の加護が親子三代に渡って全て失うともいわれている」アイル
「え、いや、でも、自然にできたヤン樹は?どうなるの?」
「そんな事は、まずない。もしできたとしてもそれは、精霊マナ様の意志だろう、だからエモアのお前の家に会ったヤン樹は、掟破りをしたエルフか、何も知らずにだしてしまった、ハーフエルフの仕業じゃないかと思っていた。」アイル
「アイル、我国をあのヤン樹の実を薄めポーションを量産できたおかげで立て直せた、エルフ族からは、ポーションが買えず、かき集めてもエモアの一般市民には、渡らないし、ちょっとの怪我が原因でよけいな感染症状になり、いくつもの周辺の村がなくなった・・・・なぁ、アイル」ルスター
「ええ、そうです。我々エルフ族が・・・・」アイル
アイルは、手をぐっと握っていた。
「え!そ、そんな事があったんだ!」
「私は、エルフ族の村を数ヶ所行ってポーションをもらいに行ったが小さな瓶に2本しか譲ってもらえず、エモアへの帰りに山賊化したオークに連れて行った兵士は、やられ命かながら少ない兵士で戻れた20人いたんだ、それが私ともう一人の兵士のみ」アイル
「しかもアイルは、大怪我だったな」ルスター
「申し訳ありません」アイル
「全部アリアさんのおかげでエモアは、救われた。」ルスター
僕は、知らずに禁忌を犯していたんだ!
ヤン樹出すの控えよう