(195)ドラゴンの正体
「オ、オカミサン、ハヤカッタデスネ」ゴブン
「うん、良かったぁ~長秀、ゴブリン達来なかった?大丈夫だった?」
「ソウデス、ソウデス、アイツラアッチニ、イキマシタ」ゴブン
見事に何もない方角に逃げて行ったな。
「そうかぁ~ありがとうゴブン、犬、生きていてくれて
」
「モチロンデス、ニゲルコトハ、ジシンガアリマス」ゴブン
「カチカチ」犬
「ゴーゴー」(ママ、コイツらは?)アドル
「ぷーぅ」(あ!兄ちゃんだめだ!)ミイム
「バタバタ」
「ガ、カワワワ」ゴブン
「カチカチ」犬
ゴブンは、白目を向き頭から倒れ、犬も急に倒れた!
僕は、なにをしたのか分からなかった。
「な、なにを・・・・」
「ぷーぅ」(あぁ~~あ、兄ちゃんそいつらは、ママに協力してくれてた仲間なんだよ)ミイム
「ゴーゴー」(あ"!!)アドル
「ねぇ、しっかり、ゴブン、犬!」
「ぷーぅ」(ママ気絶してるだけだから大丈夫だよ一応・・・・)ミイム
「ゴーゴー」(ママごめん・・・・そ、そのゴブリンがママに変な目をしたから強めに威嚇しちゃった・・・・)アドル
え!威嚇だけで
「アドル、ダメでしょう、本当にごめんね、ゴブン、犬」
「グオオオオオォォォォォォォォォォォォ」ドラゴン
ドラゴンの咆哮が聞こえた!
「バサ!!バサ!!」
「師匠ーーー師匠ーーーうわ、違う、そっちじゃないよ、違うーーー!!」女の子?
ドラゴンが僕達の真上に来たとたんに
「グオオオオオォォォォォォォォォ」ドラゴン
「ぶ、ぶつかるーーー」
「ダメ、ダメーーーぶつかるーーー」女の子?
ドラゴンが突っ込んでくる!
「ベチョーーー」
「ゴボゴボゴボ」
な、な、なんだなんだ!この覚えがある感覚!
「ぷーぅ」(ママーーー)レイム
「ゴボゴボゴボゴボ、ゴボゴボ」
「ゴボゴボ、ゴボゴボ」女の子?
「ゴーゴー」(兄ちゃん、ママ溺れる)アドル
「ぷーぅ」(に、兄ちゃん!?)ミイム
「ぷーぅ」(ママ、ごめんね!)レイム
「ゲッホ、ゴホ、レイム急にどうしたんだよ!」女の子?
「ゲッホ、レ、レイム!?」
「ぷーぅ」(ママーーーや、やっと会えた!)レイム
レイムは、バスケットボール位になり僕にまた、とびこんで来た!
「レイム何するのさ~」女の子?
「ベチョ」
「わ!」女の子?
「わ!」
女の子が僕の目の前に立ちレイムに飛び込まれ、僕に向かって倒れた。
「ひどいよ、レイム」女の子
「むにぃ」
「ん!」女の子?
「ん!」
「ムニムニ」
「わ、わ、わ、わ」女の子?
「ムニムニ」
「あ、あの~もういいかな?その手放して」
「ご、ご、ごめんなさい」女の子?
僕は、この子に胸を鷲掴みで揉まれた。
男の子ならラッキーだったな。
「ぷーぅ」(ママーーー)レイム
「んーーー久しぶり、無事でよかった(喜)」
「ぷーぅ」(ママ僕も)ミイム
「ベチョ」
もぉ~とか僕は、言いながら僕は、かなり嬉しい気持ちで満たされていた。
ドラゴンの正体がレイムだったのが驚きだ。
ただ、ゴブンと犬は、まだ気絶中だ!!