(194)わ、忘れてなんかいなかったよ
僕達は、ゴブリン達が居た洞窟から、脱出した。
「意外と、早かったなねシリウス」パイア
「そうだな、2日位かかると思ってたけど半日ですんだからまあ、いいかぁ」シリウス
「シリウスがご主人様の邪魔しなければ今頃、捕まった人達を解放できていましてよ」ラルル
「まあまあ、敵の本拠地壊せたからいいじゃん、これでゴブリン達も襲っては、こないしこれでアルト・タルトは、ゴブリンで困ることは、ないでしょ」シリウス
「じゃあ次に行くか」ルスター
「そうだね」メーデー
「ご主人様ぁ~、二人だけでいきましょうよ~、シリウスなんてほおっておいて、また邪魔されますわよ」ラルル
「次って?」
「ああ、そうでした、アリアさん、僕達には、まだやることがあるのです。」ルスター
「うん」
「次は、あちらの山に住むミミアントと呼ばれる巣の女王とやらを倒さないといけないのです。」ルスター
「え!」
「こちらのゴブリンの王は、逃げてしまったけどあちらのミミアント女王は、倒しておかなくては、サザール・フォン国も困っているみたいなんですよ」ルスター
「いや、あの、その事なんですけど・・・・」
っと、ルスター達に、ドワーフとエルフの子供、ハーフエルフ?ハーフドワーフ?ん~どっちかって言うとドワーフの子供、カズアさんの事を話した。
「へぇ~、じゃあそのドワーフ達を保護すればいいだけじゃん」シリウス
「し、信用できませんよルスター様、こんなダークエルフの事、そもそもドワーフとエルフが恋に落ちるなんて聞いた事がない」アイル
「アイル、そんなにアリアさんの事を信用できないのか?」ルスター
「も、勿論です。」アイル
「じゃあ、アイル、ここでお別れだ!」ルスター
「そ、そんな、ダメです、ルスター様私は、私は、ルスター様と一緒にエモアに・・・・」アイル
「ダマレ!アイル!お前がアリアさんを信じない限りお前は、置いていく、それか一人で戻れ!」ルスター
「あきらめなよアイルさんもし一人で戻るなら、俺が一緒に戻ってあげるからさ」シリウス
アイルが僕に向かって来る、しかも何だか怒ってそうに拳を強く握りながら。
いや、叩かないで!っと思ったら急に・・・・
「ダ、ダークエルフ、すまなかった、お、お前を信じる」アイル
「え、いや、ありがとう信じてくれて・・・・」
「カッカ!」メーデー
ちょと離れた所でメーデーが火柱をだす!スゲー!
「な、なんだありぁ!?」パイア
「た、たしかに」ルスター
「はぁー、まってろ、俺が倒してくる!」シリウス
「え!ま、待って!」
皆が騒ぐ所をみてみるとカチカチっとそこには、犬とゴブンがいた!
いや、忘れていたわけじゃないよね、タイミング、そう、タイミングってあるじゃん、今は明らかに出ちゃダメでしょう。
「ま、またお前か!」アイル
「珍しいですね、ミミアントとゴブリンが仲良く一緒にいるなんて!」パイア
「初めて見た!で、アリアさんどうしますした?」ルスター
「あの二人は、友達なんです。」
「凄いなぁ、アリアちゃんは、スライムに土人形にゴブリンそれにあ、いやミミアントまで流石メーデーの母ちゃんだな!」シリウス