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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第四章 勇者シリウス編
183/401

(183)リターン・・・・

僕達街の近くでジンジャージを待った。


「クークァ」鶏


「す、すみませんお待たせして」ジンジャージ


ジンジャージは、馬車を買い戻って来た。


「クァ、クァ、バタバタ」鶏


鶏は、アニを見ると凄くここから逃げたそうにしだした。


「落ち着け、落ち着け」ジンジャージ


「クァ、クァ」鶏


ジンジャージは、手綱を木に縛り鶏を落ち着かせた。


「じゃあ荷物積もうか」


「お願いします」ジンジャージ


「アニ、お願いね」


「マーマが言うなら・・・・」アニ


アニが荷物を馬車に乗せている中僕は、ジンジャージに情報をもらった。


やはり勇者達は、ゴブリンと蟻を倒す為に山に向かうみたいだ。


ゴブリン達は、いいがカズア達の所は、マズイ、ドアーフ達が勇者達に話ができればなんとかなると思うがそのまんまカズア達の所まで行ったら蟻達が全滅すると僕は、思った。


はぁ~仕方ない、僕が勇者達を説得してみるかぁ


「ジンジャージさんいろいろありがとう」


「とんでもない、こちらは、命を救ってもらってますんで貴女には、御礼したりないぐらいです。」ジンジャージ


「また何処かであったらよろしくね、今度はちゃんと買えるようにお金集めておくから、ありがとう」


「はい、こちらはもっといい商品を集めておきます。アリアさんは、特別で安くしときますよ、ありがとうございました」ジンジャージ


ジンジャージは、僕達が見えなくなるまでお辞儀をしていた。



僕は、ジンジャージから情報や食料、水、衣類なんかをもらった。

そして僕達の目的は、勇者に会い、ドアーフ達を保護してもらうのとカズア達蟻は、悪いやつらじゃないと勇者を説得しなくては、アビーヒやカイリが危険にさらされてしまう。

それとゴブリンに捕まっているはずの女性達の救助もだ勇者達が助け出してくれる事を祈るしかないがな。


だだ、問題は、残っている、もし、勇者達がゴブリン達より弱かった場合だ!


僕は、雷鬼の強さを目の前で見ている、あれはヤバイ、ミイムやチャムで勝てるかだ。

しかも他にも強そうなゴブリンは、いっぱいいた。


それも勇者に教えなくては・・・・


遠いなぁやっぱりけっこうあの山から長い距離歩いてたんなだなぁ


僕達は、休憩を何度もとりながらゴブリンがいた山を目指す。


そおいや、エルフって凄いなー、ドリアードを召喚できるなんて、僕にもできないかなぁ、ヤン樹がその一歩って考えたら僕も修行みたいなことしたほうがいいのかなぁ悩む・・・・


まあ、勇者達と会って、アビーヒの所に行ってからでも遅くはないか

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