(181)アニ皆を呼びに行く
「そうか~、ケットモ村無くなっちゃたのかぁ~」
「はい、それと周辺の村も、ゴブリンにやられたらしく、エルフ族がゴブリン達を倒した後で、エルフ族がドリアード様を召喚して、辺り一面森にしてしまった事でここらいったいは、森だらけってわけです。」ジンジャージ
そうだったのか~これからどうしよう。
レイム達は、居ないし村は、もうない。
とりあえずカズアの所までもどるか
「そうですかぁ、僕達の目的は、無くなっちゃたんで、もしよければ、残っている商品近くの村か街まで運ぶの手伝いましょうか?」
「ほ、本当ですか!凄く助かります。」ジンジャージ
「うん、アニ」
「マーマなに?終わった?」アニ
「うん、この人送ってあげるからミイム達呼んできて、あと荷物も」
「わかったマーマ」アニ
「ひぃ、」ジンジャージ
アニは、ジンジャージをひと睨みしたあとミイム達の所へ、どしどし走って行った。
「ごめんね、きっと悪気は、ないと思う・・・・」
「は、ハハ、頼もしい仲間だね・・・・」ジンジャージ
「そ、そうだ!お腹すいた?」
「ん?」ジンジャージ
僕は、ヤンチを出した。
「どうぞ・・・・」
僕は、大きめの葉っぱを丸め即席でコップを作った。
「凄い、凄いよ、今農家では、ヤンチを求めている人が多いのに生み出した何て凄すぎる。」ジンジャージ
「え!そ、そうなんですか?」
「もちろん、アリアさん凄いですよ、このヤンチを持っていって売りたい位ですよ」ジンジャージ
「デューデュー」ヤンチ
こ、これが・・・・・
「は、はは」
「ぷーぅ」(ママ何処?)ミイム
「ここだよ」
「?、どおかしました?」ジンジャージ
「いや、仲間が・・・・」
「ぷーぅ」(やっと着いた)ミイム
「スライム!!アリアさん下がって、スライム位なら私でも、倒せます」ジンジャージ
「ぷーぅ」(ママ、こいつ殺していい?(怒))チャム
「なに、二匹も・・・・弱いくせに」ジンジャージ
「いやいや」
「下がっていてください、アリアさんは、私が守ります」ジンジャージ
「ヤメテ、オイタホウガ、イイ」ゴブン
「ご、ご、ゴブリン、く、来るな、来るな」ジンジャージ
ジンジャージは、細い木の棒を振ってる。
「もう、皆落ち着いて、ね、ジンジャージさんもこの子達は、大丈夫だから」
「そうだぞ、兄貴に殺されるぞ!」アニ
「へぇ、ぇぇ・・・・」ジンジャージ
ジンジャージは、その場で座り込む
「ぷーぅ」(ママーーー)ミイム、チャム
「ベチョ、ベチョ」
「・・・・よしよし」
そんなに長い時間経ってないはずだが・・・・
どんだけ淋しんだよ、甘えん坊だよっと心の中で呟いていた。