(180) 助けます‼️
「ぎえぇぇぇ、た、助けてーーー」男の人
「な、なんだ!なんだ!」
僕が気持ちよく寝ていたら、(池の上で)助けを呼ぶ声が聞こえた。
「アニお願い」
「うんマーマ」アニ
僕は、アニの肩に乗せてもらい助けを呼ぶ声の方へ行く
「ダッダッダッダ」
「ぎえぇぇぇ」男の人
声が近い
「バキバキバキバキ」
「ブォォォォォォォォ」赤猪
木を薙ぎ倒しながらデカイ猪が現れた。
「ガシッ」
アニは、猪の牙を掴み横に倒す。
「ドスン!」
「ぎやぁぁぁぁーーーもうだめだぁーーー」男の人
「やっちゃえアニ!」
「うん、今日の晩飯確保」アニ
「ぐぎ」
ぐぎっと猪の首の辺りから鈍い音がした。
「マーマあいつは?」アニ
「下ろして、猪の血抜きしといて」
「ひぃ、」男の人
「はーい」アニ
けっこう、この一週間で、いろんな魔物を食べた馴れたもんだ、最初は、血抜きしなかったから、血生臭く不味かったが、血を抜いて食べた方が美味しかった。
「大丈夫ですか?」
「ひぃ、ゴブリン」男の人
「違います」
僕は、フードを取った
「え!エルフ、エルフじゃないか、しかも女どういう事だ!」男の人
「あ、えっと、仲間、仲間になったの」
「ママ?って言ってた気が・・・・」男の人
「母親と勘違いしてるんだよ」
「え!マーマ酷い、マーマ」アニ
「うわ、わわわわわえ、あ、」男の人
「アニ、引っ込んでなさい」(アニあなたは、僕の子供だよ、この人の前では、ナイショにしないと落ち着いて話できないから嘘ついただけ、良い子だからちゃんと猪の所にいなさい。)
「うん、わかったよマーマ」アニ
「ふー、驚いた。」男の人
「いやいや、ごめんなさい」
「と、ところで、凄い格好ですね」男の人
「え?・・・・わ!」
ローブの下は、下着でした。
ちょち恥ずかしい。
「///」男の人
「あ、あまりジロジロは、見ないでください。」
「気を付けます///]男の人
「そうだ、名前、名前は、何ていいます?僕は、アリアって言います。」
「エルフのアリアさんね、私は、ロルン・ジンジャージっと言います。商人をやっているんですけど商品の踏み芋に誘われて来た赤猪に、襲われ今にいたります」ジンジャージ
「そうなんですね、・・・・そうだ!荷物、荷物は、大丈夫なんですか?」
「・・・・バラバラになってしまいました。ああ、どうしよう」ジンジャージ
「そうだ、僕達ケットモ村に行く途中なんだけど知っていたら教えて下さい、もしよければそこまで送りますけど・・・・」
「ケットモ村!アリアさんその村もう無くなてますよ」ジンジャージ
「え!な、なんで、なんで」
「マーマどうしたの、そいつなんかしたの?」アニ
「あわわわわ、ちが、違う違う」ジンジャージ
僕は、大きい声を出していたらしく、アニが慌ててやって来ちゃた。
ごめんよジンジャージ
「アニ何でもない大丈夫」
「マーマに手を出したらぐちゃぐちゃにするぞ!」アニ
「ひぃ、」ジンジャージ
「アニ!」
「はーいマーマ」アニ