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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
173/401

(173)二次災害

「カチカチ」(アリア様、御無事で!)鈴爺


いやいやいや、めちゃくちゃ痛いし。


「また、お前か~」雷鬼


雷鬼は、手を鈴爺に向け


「ライ!」


鈴爺は、4つの手をクローバーみたいにしていた。


「カチカチ」鈴爺


「ピカッバリバリバリ」


「あああああぁぁぁぁぁ」


同時に。

「し、しまった」雷鬼

「カチカチ」(し、しまった!)鈴爺



雷鬼の放った電撃は、鈴爺に向かい当たったようにみえたが電撃は、鈴爺を流れるように、四方に流れ、城を壊し、僕のミルクを伝わり、僕にも当たる。


「あ、あ・・・」


僕は、死んでは、いないが至るところ痛みと痺れで動かない。


「カチカチ」(すみませぬ、私としたことが一旦引きますぞ)鈴爺


「く、クソ、ゴブリンども火を消せ」雷鬼


「ギャ*※▲#」ゴブリン達


下の方から、ゴブリン達の声がしてきた。

火を消せって自分でやったくせに・・・・


「カチカチ」(大丈夫ですか?)鈴爺


「あ、あゎあ」


ダメだ喋れない。


僕は、鈴爺に担がれ、鈴爺が壁を壊し飛び降りる。


「に~が~す~かーーーー!」雷鬼


また、雷鬼は、手をかざしてきたが、さっきの電撃は、撃たず、ゴブリン達に止められていた。


僕は、飛び降りた恐怖と電撃と壁に当たった時の痛みで気を失っていた。

もちろん胸も痛かったから!


雷鬼、あいつは、何だ?人か?ゴブリンじゃないみたいだし、でも長秀の事を慕っていたみたいだ。

雷鬼もしかしたら、ミイムよりも強いかも・・・・

ん!、でも鈴爺対等に闘ってたな、むしろ、アソコまであの雷鬼ぶっ飛ばしたんじゃないか?・・・・


わからない、実力差が。

僕は、気絶しながら、そんな事を思いながら、目覚める。


「カチカチ」(よく眠れましたか?アリア様)鈴爺


「う、うん、ありがとう、こ、ここは?」


「カチカチ」(に、西側の森です。これでは、追ってに、追い付かれるやもしれません。)鈴爺


もしかして、もしかしてアルト・タルト国に、入った?やった、これで、ケットモ村にいけるし、レイム達とも、会えるかもしれない。


そんな事を思いながら大きめなミミアントの上に乗っていることを思い出す。


「あ!ミイム達は?」


「ぷーぅ」(いるよ!)チャム

「ぷーぅ」(ここだよ)ミイム


ミイムとチャムは、僕のからだに居た。

背中と胸の下当たりにピンポンダマみたいになっていて、わからなかった。

むしろそんなに、小さくなれんのか!


いやいや待て、落ち着け。


「カイリとアニは?」


「マーマここだよ、へ、へやられちゃた。」アニ


よーくみると後ろにミミアントが二匹連結しながら着いて来ていて、上には、アニが乗っていた。

重そうだ。


じゃあ、カイリは?


「ぷーぅ」(一番後ろの方にいるよ。)ミイム


よ、良かった、息子達は、生きていた。


「リブゴンとゴブンとゴブブンは?」


「ぷーぅ」(あいつらは、先頭にいるよ)チャム


「マーマ籠も、無事だよ。」アニ


「カチカチ」(これで、お互いしばらく、休戦にまたなりますじゃ。)鈴爺




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