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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
172/401

(172) 八つ当たり注意予報

「うわーーー」


布団だ!布団がある。

き、気持ちいい。


いやいやいや、それどころじゃない。

早く逃げなくては。


手足をガチガチに縛りやがって。


僕は、シャクトリムシみたいに動く、手が後ろにあるから動きづらい。


「あ!・・・・し、しまった。」


シャクトリムシみたいに動いていたせいで、む、胸から、ミルクが出てるのがわかる。


あ~あ~お漏らししたみたいだ。

そんなのどうでもいい、早く、早くこの場から、立ち去らないと。


僕は、縄を切る物を探す、シャクトリムシ状態でミルクをばらまきながら。


その時、(ふすま)が開く


「おお、いい匂いがするでわないか!」ボス(長秀)


タイムオーバーだ!


「は!」


なんの匂いだよ!乳か、ミルクか、おっぱいか!


「まあ、よい、でわでわ」ボス(長秀)


「こ、こないで、こないで」


犯される、犯される、嫌だ。

あの時の恐怖がよみがえる。


「つる~ん、ドッゴ、う、うぅ・・・・」ボス(長秀)


長秀は、足を滑らし頭を打ち気絶したらしい。

な、なんとドジな奴だ。


そ、そんな事より、早く脱出しなくては、マジで犯される。


早く、早く、早く。

!襖だ!襖が開いたままだ!


「うんしょ、うんしょ」


く、くそ!どんだけミルクでるんだよ。

襖の先から、自分のミルクのせいで滑る。

凄く綺麗なフローリングだ。


ゴブリンの癖に綺麗好きか!


「ドガン」


大きな音と共に、カイリと闘っていた人物がそこには、居た。


「ツッーーー、あの爺殺す」謎の人?


「あ!」


謎の人と目が合ってしまった。


謎の人?は、ボスが倒れてるのを見た。


「き、キサマ、紅月、紅月は、居ないのか!」謎の人?


「は、何事ですか?雷鬼(ライキ)様」紅月


「紅月お前が居ながらなんということだ!」雷鬼


「す、すみません、雷鬼様」紅月


「ボスは、息はある、早く治療しに、僧月(そうづき)の元へ連れていけ!」雷鬼


「わかりました。」紅月


「エ、エルフの癖に、ボスに何をしたー」雷鬼


僕は、片手で胸ぐらを掴まれ足が浮いている。


「ぐ、ぐるじぃ」


「ポタッポタッ」


ホント、お漏らししたみたいに、ミルクがけっこう出てたみたいでズボンから、ポタッポタッっとミルクが落ちる。


「ガシッ」


雷鬼は、もう片方の手で乳を掴む。


「痛い、痛い、やめ、痛い」


思いっきり乳を掴まれ僕の胸を掴む手を通してミルクが垂れる。


「ああぁぁぁ、や、やめ、て痛い、痛い潰れる、ぐるじぃ」


「ボスに、何をしたー」雷鬼


「じ、じぃぶんでぇぇ、ああぁぁぁイダダァァァァァ」


「何をしたー」雷鬼


「シャンシャン」


「チッ」雷鬼


「ドッゴ」


僕は、投げ捨てられた。


「ツッーーー、あ、ああぁ」


壁に肩が当たりかなり痛かった。

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