(17) 日常
今日から僕だけ、皆との寝部屋だ、赤ちゃん達に別れを告げ、ってもう数日後には、多分一緒になるけどね。一応男女別々の部屋分けになっていた。「わたちに、付いてきて」とレーレが僕に言う。お姉さんになった気でいるので大変に偉そうだ。「こっちがねぇーえ、トイレこっちが、食堂ご飯食べるとこなの」と僕の手を繋いだままどんどん進んでいく。「はぁはぁ」おじさん疲れたよ。じゃ、なかった。まだ赤ちゃん一歳ってところだから体力まだないよー。「疲れてちゃったの?じゃあおんぶしてあげる」とレーレは、言った、大丈夫かなぁと思いつつ「ありがとう」と言って僕は、レーレにおんぶして、もらった、
そしたら、レーレは調子にのって走り出した。そしたら、レーレは、前から転んだ、僕は、大丈夫だが、レーレは、前から転んで、僕が背中にいたのでガード出来ずに、足しと額に擦り傷がついた。「シスター痛いよーえぇ~んえぇ~ん」と、レーレは、泣く「どうしたの?いたかったねぇ、今薬持ってくるから待っててねー」と、レーレの頭を撫でて薬箱を取りに行くシスター。いつも皆が見えるところにいて優しい、シスターだ。
年長組は、畑でなにかを育てている。あまり遠くへ今は、行けないため、家出できる事を考えていた。そおいえば、名前で、少し気になるところがあった。エンザ・リール、トネワ・アリ、マイホ・ホーロ、アイリ・ゴル、このみんな、日本人式に、姓と名で別れてないかな。あとは、スライムだ、土人形の時は、痛かったけどスライムならもしかすると、痛くないのでは、あとは、対象を選ぶ時、他の人、物ならつかえるとか、ただモンスターは、人にはヤバそうだね。それから、お風呂はない、汚ったねーって、年長組が、川から水くんで来るからそれを溜池の側で男女に、別れて布を使って洗ってるよ、歯は、それも溜池のそばで、細い木の棒の先を軟らかくして、歯茎を痛めないように、磨いてます。意外と綺麗になるんだから。それと、ここは、季節がないらしく、安定した気温だ。暑くもなく寒くもない。あとは、僕の持ってた、布袋は、返してもらった。ただ、クリスタルの欠片は一番小さいのを除いてシスターにあげた。お金になるらしい。たまーに、お客さんが来る。シスターと、同じネックレスを着けた黒服のおじさんとコリットさん、あとは、名前を付けてもらいに来日とホーロ、ホーロは、来る度僕におっきくなったな、と、頭をガシッと撫でる、雑に撫でるなーというやり取りが板に付いてきた。まぁコリットさんが来るのが一番嬉しかったけどね。因みにレーレも一緒みたいである。