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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
163/401

(163) う、裏切り!!

「はぁ、はぁ、やっとついた」


上から、落ちてきた岩のせいで、山が何ヵ所もえぐれている。


何処だ、何処にミミアントは、いるんだ?


「ドン!!」


「ヒイ」


何かが爆発した音、まだまだ上では、蟻とゴブリンは、闘っている。


細かい石や木の塊何かがまだ上から、降ってくる。


危ない。


「ギィ**▲#」ゴブリン


「え!!」


まだ生きてるゴブリンがいた。


て、敵だ!

僕は、木の影に、隠れる。

バレていないように、バレていないようにっと祈りながら、隠れる。

心臓が凄く速く動いているのがわかるほどだ。


「ギィ▲※◇△#」敵ゴブリン


「はぁ、はぁ」


落ち着け、落ち着け、落ち着け


「オイ、ソコデ、ナニシテル」ゴブン


「#▲※△ギィ」敵ゴブリン


ゴブン!戻って来てくれたのか?

助かったーーーゴブンお願いだから倒してくれ。


「ソッチジャナイ、ソノキノウシロニイル」ゴブン


「ニヤ」敵ゴブリン

「ギィ**▲#ギィ○※◇▲」敵ゴブリン


凄く嬉しそうにしている敵のゴブリン


「スキニシテイイゾ」ゴブン


ま、まさかう、裏切られた。

チクショウ、ゴブンめ、ゴブンめ


僕は、バレタのがわかったのでダシュで、下る。


「ギィ○※◇▲」敵ゴブリン


「イヤーーた、助け、助けてーーー」


僕は、走るが、敵ゴブリンは、速い


「※ギィ△◇#」敵ゴブリン


「ヒイ、たす、わ!」


「ドテ」


僕は、木の根っこに足をとられ、転ける。


「グフフフ、ギィ**▲#」敵ゴブリン


「はぁ、はぁ、や、やめて、こ、来ないで」


「ギィ**▲#」


ゴブリンが跳び掛かってきた。


「やぁぁーーー」


僕は、目をつぶった。


「ギシャーーー」

「ベチョ」


「ギェェ※#・・・・」敵ゴブリン


僕は、恐る恐る目を開けた。

僕は、全身真っ赤な血で染まっていた。

目の前には、ゴブンが斧を持って立っていた。


「ヒイ」


「オカミサンダイジョブデスカ?」ゴブン


え!!


「う、裏切ったんじゃ・・・・」


「ヤ、ヤメテクダサイヨ、ウラギリトカ、ワタシガ、アニーニ、コロサレマス」ゴブン


「そ、そうなんだ、ふぅーーー、それでなんでここに、いるの?」


「アニーニ、オカミサン、シンデモマモレ、イワレテ、モドッテ、キマシタ」ゴブン


「じゃあ、じゃあ、なんで敵のゴブリンに、僕の隠れてる場所教えたの?」


そうだよ、納得いかない。

ゴブンは、僕の子供とは、違う、裏切られてもおかしくない。


「ス、スミマセン、カクジツ、タオシタカッタカラデス、ココマデ、クルノニ、タイリョクツカッテシマッテ、ゴメンナサイ、オカミサン」ゴブン


ゴブンは、必死に弁解しようと伝えてくる。

まぁ、今までのゴブン見てたら、信用できるかぁ~


「わ、わかった、わかったから、それより、ミミアントは、しらない?」


「オカミサン、ノッテイタミミアント、ツブレテシンデマシタ、ソノカワリ、カイリニイサンカラ、コレヲ・・・・」ゴブン


そ、そうかぁ死んじゃったのか、短い間だったけどここまで、運んでくれて、ありがとう。


「何?これ?」


僕は、潤目でゴブンから、渡されたものを何だか聞く。

何だか拍子木(ひょうしぎ)みたいだ。


「ソレデ、チカクノ、ミミアントヲヨベルラシイデス。」ゴブン


僕は、カンカンっと叩いてみた。

「カチカチ」


想像してた音と違った。

※拍子木、簡単に言うと、火の用心の時に使う木の棒です。

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