表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
161/401

(161)ゴブリン戦の開戦

「カチカチ、カチカチ」ミミアント達


「ドドドドドーーー」


す、すげーミミアントに乗っているだけなんだけど地響きがすごいする。


それにしても木をうまく避けながら、黒い集団が、上がって行く。


「ドガ、バキッドドドドド」

「ヒューー、ドン」

「バキッバキッ」


「うわ、うわ」


上の方から、岩が、沢山降り落ちてきた。


「カチカチカチ」ミミアント達


仲間の蟻達が岩で潰されても怯むことなく走り続ける蟻達。


「ドン、ぶちゃ」

「ドドドドド」

「カチカチカチカチ」ミミアント達

「ドガガガ」


「ヒッ!!」


僕らが乗っている蟻の横にも岩が落ちてきた。


「ぷーぅ」(大丈夫だよ、ママ)ミイム


「いやいや、怖いから」


「ぷーぅ」(アニ、岩来たら壊せ)チャム


「わ、わかったよ、兄貴」アニ


「シュ、サク」

「ドガガガガ」


「カチカチ」(遅いアニ)カイリ


カイリがアニを踏み台にして上から、落ちてきた岩を真っ二つに、剣で切り裂く。

見事だ。


「見せ場だったのに・・・・」アニ


「カチカチ」(ママ先に行ってるよ)カイリ


「う、うん気をつけてね」


カイリは、ミミアントに跳び乗りながら移動していく。


速い。


「ぷーぅ」(しょうがないなぁ~、アニお前も行ってこい。)ミイム


「ぷーぅ」(え!)チャム


「わかったよ兄貴」アニ


「ぷーぅ」(兄ちゃん誰がママ守るの?)チャム


「ぷーぅ」(お前だよ!)ミイム


「ぷーぅ」(え~~ママから、離れたくないよーーー)チャム


チャムは、ミミアントの上で、ソファーみたいになって、僕を支えてくれていた。


「しゅるしゅるしゅる」


「ぷーぅ」(ママ、これなら大丈夫でしょ)ミイム


「うん、ありがとうミイム」


ミイムが蔦で、ミミアントの上にシートを作ってくれた。

思ったより、気持ちいい。


今回は、ミイムとチャムが僕と一緒に行動するみたいだ。


しかし速いなぁ~アニももう遠くに見える、むしろ岩があまり飛んで来なくなった。

しかし蟻達何万匹いるんだろう。

本当うじゃうじゃいる。


敵だったらかなり嫌だろなぁ、倒しても倒しても蟻みたいな感じだ。

もう頂上には、何匹かは、ついてる。


「ドン!!」


「ギャギャギャギャギャ」敵ゴブリン


頂上と一番後ろの間からゴブリン達もウジャウジャでてきた。


「ギィ**▲#」敵ゴブリン達


「カチカチ」ミミアント達


か、開戦だーーーーーー


「ぷーぅ」(ママしっかり捕まってて)ミイム


「ぷーぅ」(兄ちゃん行くかぁ~)チャム


「う、うん!が、頑張って」


「ぷーぅ」(すぐ戻るよママ)ミイム、チャム


僕は、蔦を持つ手に力が入る。

敵のゴブリンに頭がいい奴がいるな、二分割にされたのと、僕達は、上に攻めなくては、いけない。


地の利は、敵にある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ