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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
153/401

(153) 出発

「ギィ※¥*#」ゴリリン


「ダメダ、ヤメトケ、シヌゾ」ゴブン


「ギィ**▲#」ゴリリン


「ああ!!、殺すぞ」アニ


ゴリリンだけ、三体の中で一番大きくなっていたので、なんだか態度もデカクなったみたいで、ちょっと暴走してるみたい。


ゴブンがアニに謝り止めてる。

因みに、僕より少し大きくなった程度だ。


ゴブブンは、あまり大きくならず、猫背だ、お爺ちゃんみたい。


リブゴンは、僕より顔二つ分小さい。

なんだか今は、落ち着いている

内心(良かった~)っと思った。


「スミマセン、ワルギハ、ナインデス、オカミサン、ミリョクテキ」ゴブン


「まあ、そうだな」アニ


「ギィ・・・ギィ・・・」ゴリリン


ゴリリンは、アニに頭を掴まれ足は空中に浮いてる。

ゴリリンの言葉が解らなくても、離してと言っているみたいだ。

ここでは、やっぱりアニが一番強いみたいだ。


「オ、オネガイシマス、アニー、」ゴブン


「しっかり、見ておけよ、次はない。」アニ


ゴブンに、暴走しないように言うアニ


「ドカ」


「ギィィーーー」ゴリリン


ゴリリンは、アニに投げ飛ばされ、よろけながら立ち上がった。


「オチツケ、ゴリリン」ゴブン


「ギィ※¥*#」ゴリリン


ゴリリンは、ションボリしながらゴブブンの方へ行く。


「ケケケケケ」リブゴン


リブゴンは、その様子を見て笑っている。


「ア、アニそろそろ皆連れて、ここから、出ようか?」


「うん、マーマが言うなら行く」アニ


「あの子達運べる?」


「う~~あ~」放心状態の女性達


「大丈夫運べる」アニ


「じゃ、じゃあお願い」


「任せて、マーマ」アニ


アニは、何故か喜んでる。


「君達も、大丈夫?」


「オカミサン、ダイジョウブデス」ゴブン


ゴブブンとゴリリンは、頷いている。


「ミルク飲ましてくれたら行けるぜ、ケケケケ」リブゴン


「え!?」


「は!?」アニ


「オイ、バカイウナ」ゴブン


「いいじゃないですか、少しだけお願いしますぜ」リブゴン


「ぐおぉぉぉぉ」アニ


アニは、リブゴンに手を伸ばしたがその手を避け、僕の前で膝を付いてお願いしてきた。

アニの手を避けるなんて、凄い。

さっきゴリリンのを見ていたからわかる凄さだ。


僕は、断ったらリブゴンが敵になってしまう気がして断れなかった。


「す、少しだけなら・・・・きゃ」


僕は、リブゴンに押し倒された


「ぐおぉぉぉぉ」アニ


「いいの、アニ待って」


僕は、片方の胸を出しリブゴンに吸わせた。


「ケケケケケ、いただきますぜ」リブゴン


「ん、んーー」


「チューチュー」リブゴン


アニは、凄くうらめしそうに見ている。

ゴブブンとゴリリンとゴブンもだ。

カヤノンも、見ている


は、恥ずかしい。


「も、もういいでしょ?」


「ケケケケケ、ありがとうございます」リブゴン


それにしても、リブゴン成長したてなのに言葉がうまく話せている凄いな。


「マーマ・・・・」アニ


そのあと、ヤンチの所に行って、兜に母乳とヤンチの樹液を入れて、アニにあげた。


これで、ここをやっと離れる事ができた。

僕達は、外を目指し歩く。




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