(152)これから頑張るぞーーー
ハハ、ハハハハ、ハハハハハハハハハハハハ。
踊り子の次は、ゴブリン500って、僕がゴブリン王国でも創るみたいじゃないか!
酷い、酷すぎる、あんまりだ。
「ど、どうしました?」カヤノン
「ううん、な、何でもない。・・・」
「なんだか、少し落ち込んでるように、見えて・・・ごめんなさい、私なんかが・・・」カヤノン
カヤノンも少し落ち込む
「いやいや僕が悪いんだよ、カヤノンは、何も謝ることないよ、た、ただこの後この子達とどう移動しようかと・・・・走って居なくなった人達平気かなぁーっと・・・・」
「・・・・そう、そうですよね、・・・・」カヤノン
・・・・・・・・。
沈黙が続く。
「あー、あー」放心状態の女性
「よしよし」
「私、アリアさんが心配です。」カヤノン
「ど、どうしたの!」
「ア、アリアさんも、わ、私達と同じように、そ、そのゴブリン達に襲われて、つ、辛いはずなのに、わ、私達みたいのを見捨てないでいてくれるじゃないですか・・・・、私達みたいのほ、ほっとけば、ほっとけば、いいのに、ここに、いてくれるじゃないですか」カヤノン
カヤノンは、泣きながらしっかり話す。
「そ、そんな事ないよ、僕一人じゃ、心細くて、なにも出来ないよ」
僕も潤目になる
「ウソ、ウソよ、あんな、デカイのが居れば、余裕でこんな所に、留まってなんかいないはず、な、なのに、なのに私達のせいで、足を引っ張ったらアリアさんが損するから、ほっといて脱出してほしい・・・・」カヤノン
「やだ、やだね、せっかくこんないい子に会ったのにほっとけないし、ドワーフの村まで連れて行く約束したしね、嘘つきに、しないでニシシシ」
「あ、ありがとう」カヤノン
下を向きながらカヤノンは、両手で泣き顔を隠している。
「マーマ、どうした」アニ
「よし、これから忙しくなるぞ!!」
「ひぃぃぃ」カヤノン
「ド、ドシタ、オカミサン」ゴブン
「*#*ギィ」子ゴブリン
「ギィ※¥*#」子ゴブリン
「ギィーギィーぱいぱい」アニの右手の中の子ゴブリン
「ひぃぃぃぃぃぃーーー」僕とカヤノン
「オカミサン、スンマセン」ゴブン
急に来た事を謝るゴブン
ただ、都合がいい、子ゴブリン達にもこのさいだ名前付けてやる。
それから、僕は、ゴブブンとゴリリン、それとアニの右手の子ゴブリンにリブゴンと名付けた。
リブゴンに名前を付けた時が一番大変だった。
アニが押さえてないと、僕の胸を狙ってくるからだ。
リブゴンに名前を付けた時思いっきり、胸を揉まれていた。
アニもいろいろと、耐えていたのをみると、ちょっと誉めてあげたくは、なった。