(150) アニの限界
「う、うぅぅぅ、ぅま、産まれる」カヤノン
「大丈夫、大丈夫だよ、ひ、ひ、ふーだよ」
「う、うん」カヤノン
「オ、オカミサン、オネガイガアリマス」ゴブン
「な、何?もう、産まれそうなんだけど」
「ア、アノ、コドモ、コロサナイデ、クダサイ」ゴブン
ゴブンは、手を合わせながら土下座みたいな格好をしていた。
横に首を傾けながら不思議そうに、ゴブンを見ているアニがいる。
そう!ゴブリンがでたらアニに、倒してもらうためだ。
「な、何で?何で?今さら方針かえるのさ~」
「オカミサン、ヤサシイ、ダカラオネガイシマス、オレ、メンドウミマス、オネガイシマス」ゴブン
「ゴブン、マーマの方針変える、殺す」アニ
アニは、ゴブンを殴り殺そうと腕をあげた。
「ま、待って!!」
「うぅぅ、はぁ、はぁ、ひぃぃ」カヤノン
「マーマでも」アニ
「オカミサン、オネガイシマス、オカミサン、オネガイシマス」ゴブン
「わ、わかった、わかったから、もし襲ってきたら責任とれよ」
「ハイ」ゴブン
「ひぃーーー、はぁっはぁ」カヤノン
「良かったな、ゴブン」アニ
「アニー、アリガトウ、ゴザイマス」ゴブン
「大丈夫、しっかり」
僕は、カヤノンに、鼓舞と沢山の汗を拭いてあげた。
「はぁ、はぁ、ありんんーーー」カヤノン
カヤノンが力むと二体の小さなゴブリンがでてきた。
「大丈夫?」
「オマエタチ、コッチヘ、コイ」ゴブン
「ギィ※¥*#?」子ゴブリン
二体の子ゴブリン達は、首を傾けながらゴブンの所に行く。
ゴブンは、少し離れた場所で子ゴブリン達に何かを言っていたが聞こえない。
「ふんーーー、ま、まだはぁ、はぁ、まだいる。」カヤノン
「え!」
「んーーー」カヤノン
「ギィ※¥*#」子ゴブリン
「はぁ、はぁ、で、でた」カヤノン
「お疲れ様、頑張ったね」
「う、うん」カヤノン
「ギィ※¥*#」子ゴブリン
子ゴブリンが僕に飛び掛かってきた。
アニは、又腕をあげた。
「待って!ひぃ」
僕の太もも位の子ゴブリンが僕の胸に飛び掛かってきた。
「待って、大丈夫だから」
「ビリビリ」
子ゴブリンは、僕のボロボロの服を破った。
子供の癖になんてイヤらしい顔をするんだ。
きっと僕じゃなく、カヤノンに襲いかかっていたらこの子ゴブリンは、殺してもらっていただろう。
ゴブンがアニの前で必死に頼んできたので僕も小さいゴブリン達を殺す気にならなくなっていた。
「グゥゥーーー」アニ
アニは、唸っていた。
「あ、あん、だ、だめ、待って、待って」
「チュパチュパチュパチュパ」子ゴブリン
「も、もう、うん、離れてん」
僕の力では、子ゴブリンの体を退けられなかった。
「ぐわわーーーー」アニ
アニは、耐えられなくなたみたいで、右手に子ゴブリンを掴み、左手で僕を掴み僕をアニの口元へ
「チュパチュパ」アニ
「ひゃは、ひっ、ハハハハ、ダメ、ヒヒ、クス、くすぐったい。」
僕がどんなに抵抗しても両方の胸をアマガミして、母乳を少しでも、すすっている。
とてもくすぐったい。