(144)再びの頭巾
僕は、泣き疲れて、寝ていた。
「まぁーまぁ・・・・ごおめんよおぉぉ」青鬼見たいなゴブリン
僕が起きた時には、青鬼見たいなゴブリンは、泣きながら僕を両手で包むように、抱いていた。
温かくなんだか落ち着く。
「あうぅ、あえあ」ドワーフの女性
なんだ、なんだ?
二人の放心状態の女性が青鬼見たいなゴブリンの腕を掴み胸を押し当て、腕を舐めてる。
「あ、あ、」
泣きすぎたのか言葉がでない。
「まぁーまぁ、まぁーまぁ」青鬼見たいなゴブリン
うつ伏せでいた青鬼見たいなゴブリンは、起き上がり、僕が起きたことに、少しほっとしている。
放心状態の女性は、二人共に、腕から落っこち倒れる。
ドワーフの女性なのに、握力が墜ちてる。
「あ、あうぅ、ああああ」ドワーフの女性
ドワーフの女性達は、青鬼見たいなゴブリンにすがるように、足元に胸を押し付けながら今度は、足を舐めてる。
「まぁーまぁ、まぁーまぁ、ごおめんな、さあい、ごおめんな、さあい」青鬼見たいなゴブリン
「な、なんなんだ!」頭巾のゴブリン
頭巾のゴブリンが何故か今帰って来た。
しかも青鬼見たいなゴブリンとさほど変わらない大きさのゴブリンを二体も連れて。
「ギィ※¥*#」ゴブリン達
しかも、居なくなったはずのドワーフの女性達は、また捕まっていた。
しかも捕まったドワーフの女性は、気絶状態で小さいゴブリンに運ばれていた。
ここに居る、気がついているドワーフの女性は、絶望的な顔をしているのと、まだ気絶しているドワーフの女性、放心状態の女性が三人、放心状態だが青鬼見たいなゴブリンの足元にいるのが二人だ。
僕も、頭巾のゴブリンの声を聞いて、小さい声で叫ぶ。
「ああああ、い、いやぁぁぁ、」
「誰も居ないと思ったら、女どもは、こっちへ来るし、デカイわりに、弱そうなゴブリンは、居るし、同胞の死骸の山は、あるし、どうなってるんだ?」頭巾のゴブリン
「¥*#※ギィ」ゴブリン
「まぁーまぁ、ごおめんな、さあい」青鬼見たいなゴブリン
「まあ、いい、そこの青いのそこらの女どもを連れてこい」頭巾のゴブリン
やっぱりゴブリン達は、頭巾のゴブリンの兵士になってしまうのか?ヤバイ、ヤバイ、またあんな生活は、やだ、やだ。
「いやぁぁぁ、ああああ、いやぁぁぁ、」
「ゆるしいいてえぇ、まぁーまぁ」青鬼見たいなゴブリン
「いやぁぁぁ、ああああぁぁ」
「おい、聞いているのか!デクノボウガ!!だから、デカイやつは、賢くない、馬鹿が多い」頭巾のゴブリン
「まぁーまぁ、ごおめんな、さあい」青鬼見たいなゴブリン
「いやぁぁぁ、ああああいやぁぁぁ、もう犯さないでぇぇぇーーーいやぁぁぁ」
青鬼見たいなゴブリンは、僕を優しく地面に降ろす。
僕は、これからゴブリン達にまた犯されてしまうと思っていた。
僕は、ゴブリン達より遠くに置かれ、足元に居たドワーフの女性も僕の側に置かれた。
「おおまあえら、まぁーまぁ襲おうとおする?」青鬼見たいなゴブリン
「な、なんだ、な、な、なんだ、さ、逆らうのか」頭巾のゴブリン
青鬼見たいなゴブリンの睨みに頭巾のゴブリンと他のゴブリン達は、ビビって一歩後退りする。
放心状態じゃない、気絶していない、ドワーフの女性は、また下半身を濡らす。
「ギィ※¥*#」ゴブリン
「まぁーまぁをぉ、襲おうつうもぉりぃかぁー」青鬼見たいなゴブリン
青鬼見たいなゴブリンの回りに濃い紫色のオーラみたいのが纏う。
な、なんなんだっと僕は、心の中で思っていた。
「へ、へへへ、だっ、だったら何だお前達、あいつは、駄目だ!こ、殺してしまえーーー」頭巾のゴブリン
「ギィー*#*¥」ゴブリン達
ゴブリン達は、デカイゴブリンを先頭に、青鬼見たいなゴブリンに、向かって行った。