(140) 正直恐いです。
「いやぁぁぁ」
「ブオオォォン」
「ギィィィギョョョョーーー」ゴブリン
「ドゴフッ」
ゴブリンは、車に吹き飛ばされて、岩に叩きつけられたみたいにぶっ飛んだ。
「あ、ああぁ、ああぁ」
僕は、恐怖で足が上がらない。
僕は、恐怖でゴブリンを吹き飛ばした者を見れない。
僕は、下を向きながらもう助からないっと思っていた。
この地下の薄暗い中でも、そいつの正体は、わかった。
僕の胴体と同じぐらいの足、青い肌の色
さっき見た、鬼みたいな化け物だ。
ああぁ、もうダメだ、いっそのこと苦しまず殺して欲しいとも思った。
すると青鬼見たいなゴブリンは、僕の胴体を片手で掴むまるで、キングコングだ。
ただ掴み方が優しい。
全然苦しくない。
「まぁーまぁダイジヨブ?いたぁくなあい?」青鬼見たいなゴブリン
「へ、へあ!?」
青鬼見たいなゴブリンの低い一言で僕の気力は、一気に抜けた。
ダメだもう力がでないやハハ、ハハハハハ
「まぁーまぁ、まぁーまぁ、まぁー・・・・・・」青鬼見たいなゴブリン
僕は、安心したのか、もう助からないと思ったのかさえわからなくなりながら気を失った。
目が覚めた時には、そこに青鬼見たいなゴブリンがゴブリンをバリバリ食べていた。
「ん?まぁーまぁ、まぁーまぁ」青鬼見たいなゴブリン
「や、やあ、おはよう」
「ズンズン」
「まぁーまぁ、まぁーまぁ」青鬼見たいなゴブリン
「ズンズン」
青鬼見たいなゴブリンは、手を拳の形にして、両手で座りながら地面を殴る、ゴリラ見たいに殴る。
地面が揺れる。
僕は、ビビる。
青鬼見たいなゴブリンもテンション下がる。
揺れおさまる。
僕、苦笑いする。
青鬼見たいなゴブリン僕の笑顔にテンション上がる。
また、地面叩ーく。
また、僕ビビーる。
青鬼見たいなゴブリンテンション下がーる。
「え、っえっと、ありがとう。」
僕は、言葉にだす。
また、青鬼見たいなゴブリンテンション上がる。
「ま、待って、地面叩くの止めて」
青鬼見たいなゴブリンが地面を叩こうとした時、止めた。
「うーうん、まぁーまぁがぁ言うなあら、やあめぇぇる。」青鬼見たいなゴブリン
けっこうゆっくり話すタイプだ。
ん!!我が子で話が言葉で出来るの初めてじゃないか?
ってか見た目がマジ強そうだ。
角が無いだけで空想上の鬼その者だ。
あと耳が長い、遺伝かな。
自分が産んだ子供ながらマジ恐い。