(136) ドジ
よし、ゴブリン達は、出ていった。
仮説を立てよう。
まずは、見つかっていて、わざと僕が出ていった時に、捕まえようとしていたら、ここから早く逃げた方がいいなぁ、次に、ここに居ることがわかっているが、何処に隠れているか分からないから、出てきた時に捕まえようとしているかだ、その場合は、ここでまだ考える時間があると言う事だ。
そして、全然気づいてない場合は、ここから出るのは、得策じゃないだろう。
ただ、さっきの頭巾被った奴の言い方が気になる。
何がいいんだ?ゴブリンの言葉解らないし本当に気になる。
罠じゃなきゃいいんだけど、そう言えば、頭が痛いのとれたなぁ~、緊張してたからか?体質か?まあ、いいか。
ある意味、本当に僕は、暗い所に縁がある。
「はぁー」
そうだ、ステータスでも見ておこう。
【Lv8】(クラスF)
【種族】 ダークエルフ♀
【名前】ハルジオン・アリア
【状態】 普通
【HP 30/30】
【MP 2402/2600】
【攻撃 7】
【守備 7】
【力 7】
【魔力 180】
【スタミナ 80】
【素早さ 40】
【賢さ 140】
【運 20】
【耐性】「毒Lv1」
【スキル】「血縁念話Lv8」「自己再生Lv4」「鼓舞Lv3」「魅惑のキスLv1」
【薬師】「ポーションLv4」「苦薬Lv5」「睡眠薬Lv1」「睡眠予防薬Lv1」「毒薬Lv2」「痺薬Lv2」「回復薬Lv2」「下剤Lv1」「毒消薬Lv1」
【特殊スキル】「妊娠」(土人形0/1)(スライム0/2)( 甲虫類0/1)(蜂0/100)「種蒔き」(ヤンチ22/50)(ヤン樹2/5)(ミミキノコ1/1)
【能力】「不死身」「妊娠・種蒔き成長促進」「魔物の名付け」「名付け」「Re:成長」「子宮伸縮」
【称号】「魔物の親」「種蒔き者」「名付け人」「ザクジャの力」「冒険者見習い」「商人見習い」
なんも変わってないや。
ダメだーここからまったく出れないし、出る勇気もない。
しかし、タンスの中は、狭い今出ていってどの位ったかなぁ。
時間が経ったようできっと数分しか経ってないんだろうなぁきっと。
今できることそれは、寝て時間が経つのを待つ位しかないなぁ。
よし、寝ようっと思った時。
ぽあ~んっといい匂いがしてきた。
余計に眠くなり、僕は、寝ていた。
そして、僕は、広場で目を覚ます。
いつの間にか木で作った、手錠を手と脚両方に付けられていた。
「え!」
「ヒャハハハ、バカだなお前あんな所に居るのなんて、まるわかりだったぞ、そのあとこの睡眠の枝を燃やして、置いたわけだヒャハハハ」頭巾のゴブリン
どおして、分かったんだ、寝相が悪かったのか?いや、そんなはずないけど、ってヤバイどうしょ。
「な、何で分かったんですか?」
「ヒャハハハそうだろ、そうだろ、それは、お前何で今靴を履いてないんだ?こんなの置いていたら捕まえてと言っているようだがヒャハハハ」頭巾のゴブリン
そうだったー、転生前の癖でいつの間にか段差の所で脱いでたーーー。
「そ、それでこの後、僕、僕は、どおなるんですかねぇ・・・」
「ヒャハハハそれは、この後オイラがお前をいただくのさぁヒヒャハハハ」頭巾のゴブリン
「美味しくないですよ」
「お前は、バカかまあ、アジトに着いたら沢山遊んでやるかな。お前達は、しっかり運べ」頭巾のゴブリン
「ギャ#**※」ゴブリン達
僕は、ガタイのいいゴブリンに肩にかけられ、何処か地下に運ばれる。
「お願い~放して、ね、お願い~」
「**※#ギャ**#▲」ガタイのいいゴブリン
「ヒッ」
お尻を触られた。
エッチな奴め、しかしこのゴブリンだけデカイな。
僕の1.5倍は、あるなって、感心してる場合じゃない。
どおやって、逃げるかだ。
「このー放しせ、放しせ」
僕は、手錠の角でゴブリンの背中を叩く。
「ギャ**#▲」ガタイのいいゴブリン
「バチン、バチン、バチン」
僕のお尻を三回も叩く。
「痛い、痛い、止めて、止めて」
チキショー痛すぎだ。