(134)お酒は、苦手です。
しばらく、探し回ったが生きている者は、表には、いない。
クソ、何処だ蟻ブラック。
イライラするし、お腹も空くし、ミイムやチャム、特にチャムが暴走するのが心配だ。
段々日が落ちていくし、とりあえず、そこらの家に入った。
「う、うわ~屋根が壊れてるわ~~」
つい、言葉にでてしまう。
他にも沢山家あるし屋根がちゃんとある家にしよう。
「キィー」
次の家に、入る。
「くっさ!、なんなんだ、この家」
めちゃくちゃ臭かった、スルメのような、魚の死骸のような、臭いがこもっていた。
ここもダメだ、次
「キィー」
お!ここならいいかぁ~、お水もあるし、果物見たいのもある。
干し肉も、ある。
何の肉かは、解らないがまあ、いいやっとつまみ食い。
「もぐもぐ、・・・おぉ、美味しいじゃん」
ビーフジャーキーみたいだ。
じゃあ、次は、果物、果物
「シャキシャキ・・・うぅー、ちょっと酸っぱいけど、美味しい」
甘柿の様でグレープフルーツみたいだ。
初めての食感に感動していた。
「ゴクゴク!!ゲ、ゴホッゴホ、さ、酒だ。」
お酒だ、頭がズキズキする。
転生前もお酒は、苦手だったからなぁ~~
ダメだー気持ち悪い。
僕は、フラフラしながら、そこら辺で寝ていた。
因みに、飲んだお酒は、500mlのコップ注いだお酒の1/5位しか飲んでいなかった。
普通に飲める人からするとお恥ずかしい話だ。
あ!でもお酒は、20歳からだよ。
翌朝、あぁ~頭が痛いし、体がダルイ、まだお酒が残っているみたいだ、いや二日酔いかぁ~、このお酒度数が高いんじゃないか?。
まあ、もう飲まないからいいや、それより水だな。
僕は、井戸に向かう為にドアを開けようとした。
その時
「ボコ」
「いないな、確かに昨日は、居たんだけどなぁ~、まあ昨日みたいなミミアントは、二度と嫌だけどな、退却してくれて助かったけどな、ヒッヒャヒャ」頭巾のゴブリン
「*¥*ギャ*※¥」ゴブリン
「おっとそうだな、その為にお前達を連れて来たんだ、探せまだ遠くには、行ってないはずだ。」頭巾のゴブリン
「ギャ*※」ゴブリン
「ギャ**#▲キィギャ」ゴブリン
「ダメだ、まずは、オイラからだ、ボスにバレたら、壊されちまう。ただ昨日みたいなミミアントがいたらすぐに教えろよゴブリンオークは、昨日のミミアントのせいでボロボロになってやがるから、回復するまで時間がかかるヒッヒャヒャ」頭巾のゴブリン
「¥#*▲ギャ」ゴブリン
「わかったならさっさと行け、しっかし何でドワーフと勘違いしなかったんだろう・・・・・・ああぁ、早く犯してーなぁ」頭巾のゴブリン
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ。
ダメだゴブリンの数がどんどん増えていく。
ここも時間の問題だな、どうしよう。
セメテ、セメテ隠れなくては。