(132) 山の上の戦場跡
「ギャ**#▲ガ」杖を持つゴブリン
すると、ゆっくり近づくゴブリンが走り出した。
「ギギ¥*▲」ゴブリン達
「チキショー」
襲い来るゴブリン達
「カチカチ」蟻ブラック
「ギャギャー・・・」ゴブリン達
一気に5体のゴブリンを葬る。
蟻ブラックは、分が悪いと判断したのか、僕をまた触覚で、絡め取る。
蟻ブラックは、大きいゴブリンとは、真逆に走る。
近いゴブリンを真っ二つにしながら。
「ヒューーーーボワ」
火の玉が僕に向かって来たが蟻ブラックが僕を庇う。
「キューーーー、」蟻ブラック
あまり聞かない声を発する。
蟻ブラックは、逃げる僕を守るように。
蟻ブラックの足は速い何とかゴブリン達をまいた。
蟻ブラックは、お尻の部分がかなり火傷をしてる。
痛そうだ。
「よしよし、もうここまで来れば大丈夫だろう。」
僕は、蟻ブラックを撫でながら言った。
また、蟻ブラックは、優しく降ろしてくれた。
言葉がわからないが僕に、危害を与えるわけでは、無いことは、わかった。
ただ、何をしたいかは、さまっぱりわからない。
わざわざ山奥に連れて来なくてもいいのでわ?
僕は、この場でヤン樹を出す。MPギリギリまで使った。
「はぁ、はぁ、なんとか実がなった。よかった、蟻ブラックあの木の実を獲れる?」
「カチカチ」蟻ブラック
理解は、してくれた。
蟻ブラックは、触覚を伸ばし実をもぎ取った。
蟻ブラックは、その実を僕に渡す。
一瞬そのまま食べちゃうと疑ったがそんな事は、しなかった。
心の中でゴメン疑って
蟻ブラックに渡されたヤン樹の実を取り、僕は、蟻ブラックの口に入れてあげた。
「シャキシャキ・・・・・・カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
蟻ブラックの火傷がみるみる消えていく。
「よかった」
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
蟻ブラックは、凄く喜んる
すると、蟻ブラックは、また僕を運ぶ、何処にいくやら。
しばらく進むと道に出た。
おおぉぉ山の上は、けっこう開けてるなぁ。
「ウゲェ」
沢山のドワーフとミミアントとゴブリンの死骸が転がっている。
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
蟻ブラックは、僕をそっと降ろして奥を触覚で指差す。
村だ!!。
まだ、遠いけど蟻ブラックの足では、すぐつくだろう。
が、また蟻ブラックの暴走は、続いた。
僕を置いて、一人で村に向かって行った。
「ここまで来て、置いてくなよーーー」
この死骸が沢山あるなか向かうのは、しんどい。
けど、僕も村の方へ、歩き出す。
だって淋しいもんね。
こんな所に居たくないしね。
うんうん。
「ギャ・・※#・・・」死にかけゴブリン
「うわ!」
歩いていると、まだ息があるゴブリン。
マジ、びびった。
可哀想だけど、襲ってこられても困るので無視する。
ドワーフだったらなんとかしたかもね。