(131) 囲まれる。
蟻ブラックのスタミナありすぎだろ!!
今僕は、表にいる。
お昼位だろうお日様が真上にある。
今蟻ブラックは、ゆっくり山を登っている。
あぁ~お日様が暖かい。
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
「わからないよ~」
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
蟻ブラックが止まった。
「え!!」
蟻ブラックの触覚が僕を優しく地面に降ろす。
ただ、蟻ブラックは、威嚇するかのように、カチカチ言っている。
本当にわからない。
「ガサガサ」
上か!!
「ギャ#*¥*※▲」ゴブリン
ナイフを持つゴブリンが3体木の上から跳び降りてきた。
「ヒィィ」
僕は、ビビル。
「ギャ**#▲」ゴブリン
「*※ギギ**▲」ゴブリン
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
何に言っているか、解らないし、ゴブリンは、涎出しニヤニヤしながら僕の方向にゆっくり歩いて来てるし、蟻ブラックは、仲間なのか怪しいし。
只今絶賛ピンチ中
「イヤヤヤヤヤーーー」
僕が走って山を駆け登る。
「ギャ**#▲」ゴブリン達
僕を追ってゴブリン達も走って追ってくる。
「誰かーーー助けてーーー」
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
「ドサッ、ドサッ、ザク」
「ギャ*※¥・・・」ゴブリン
蟻ブラックは、木ごとゴブリンを斬る。
凄いけどまだ僕をゴブリン達は、追ってくる。
僕は、逃げるけど、ゴブリンの方が速いので僕は、ゴブリンに髪を掴まれ、背中に乗っかられる。
まだまだ、ゴブリンは、何処からともなくやってくる。
「ヤダ、やめろ」
「ギャ*※¥」ゴブリン
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
「びちゃ」
僕の体にゴブリンの血が飛び散る。
一気に、その場のゴブリンは、死んだ。
ただ、ゴブリンは、増える。
一体のデカイゴブリンを引き連れて。
「グオオォォォォーーー」デカイゴブリン
「キャキャキャ」一番遠くで、杖を持っているゴブリン
「な、なんなんだ」
「カチカチ」蟻ブラック
「キン、キン」
「ブォォン」
硬そうな石の棍棒を持っていた、大きなゴブリンは、蟻ブラックと互角に闘っている。
「ハ、ハハ」
僕は、回りを見渡す。
ゴブリンがいっぱいだ、見えてるだけで、2、30は、いる。
僕は、手ぶらで何も何も持っていない。
落ちていたさっきのゴブリンのナイフを一応拾いナイフをゴブリン達に向け、闘う意思は、見せる。
「ち、近づいたらさ、さ、刺すからな」
できるだけ大きい声で言った。
「ギャギャギャ」ゴブリン達
「ギャ**#▲」ゴブリン達
「*▲*ギギ¥*▲」ゴブリン達
ゴブリン達は、笑いながら、僕にゆっくり近づく。
まるで、僕が恐がるのを楽しんでいるようだ。