(130) 蟻ブラックの暴走
蟻ブラックに名前を付けたあと回りを確認する。
見事に、進化し終わっていた。
ミミアント達は、丁度兜、鎧、刀アントに三匹ずつなっていた。
ただし、誰がアリ1か、アリ2だか、わからなくなっていた。
そして、タマビーは、アーチビーだ。
タマビーの時と違い、雀蜂みたいだが頭が3つあるかの様に頭の横に鬼みたいに角?針がある。
さらに、蟻レンジャーは、レッドは、釼アントだろーっと思ったら、鋸アントだった。
ブルーは、鎚アント。
イエローは、鋸アント、かぶった。
ピンクは、まさかの釼アント。
ブラックは、ん!!釼アントに似ているけどなんか違う雰囲気がよりアントの黒さを引き出してる。
ブラックは、ブラックらしく紫色の輝きがでている。
「カ、カズアさんこの子は、・・・・・・」
「き、聞いてみます。」カズア
「カチカチ」蟻ブラック
蟻ブラックは、首を横に振る。
今度は、縦に振る。
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
何だか怒っているような感じが・・・
「マ、アリアさ・・・・・・」カズア
「え!」
蟻ブラックに僕は、拐われた。
「イヤイヤイヤイヤ、こら止まって、止まって」
蟻ブラックは、多分釼アントだと思う。
カブトムシの様に頭に角がでている。
ただし、その角は、剣の様に鋭く長い。
僕がどうやって拐われたって、ミミアントの時の耳が触覚みたいになっていてアナコンダみたいな触覚に巻き取られ連れ拐われた。
何処に向かっているかわからない。
しかも足が早い。
蟻レッドや蟻ピンクが蟻ブラックに向かって来たがどんどん離されていく。
「止まって、止まって」
(止まって、止まって)
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
だめだ言葉が通じない。
念話もだめだ。
「ん!?」
僕は、蟻ブラックの背中にうつ伏せで蛇みたいな触覚で巻き付けられる。
どうしたんだ!
っと前に鎧アントが二匹蟻ブラックを塞き止めるようにいる。
た、助かった。
すると、蟻ブラックは、スピンすると、共に鎧アントに頭の剣で斬る。
僕は、回転で目が回りそうになる、ウゲェーーー
「ガスン・・・・・・、プシューーーー」
「キューーーー、キキキーーー」鎧アント
一匹の鎧アントは、頭から真っ二つに、もう一匹は、胴体から下側斬られ崩れながら倒れる。
え!仲間じゃないの?
「カチカチ、カチカチ」蟻ブラック
だめだーなに言ってるかわからない。
蟻ブラックは、止まらない、しかも速いから風が冷たい。
そのあとも何匹かのミミアントに出くわしたが全て斬られていった。
なんなんだ強すぎだろーーーー