(13) ヤンチ
目が覚めた時には、藁の上にシーツが引かれていた、急に、「デュー・・・デュー」と頭の上で鳴き声がした。見るとそこには、緑色の山羊みたいのが7頭いた。仰向けで寝ていたため、すぐにハイハイポーズで、臨戦態勢、すると、山羊たちは、こっちに見向きもしないで、ムシャムシャと、藁を食ていた。
「あ!、起きたのね、」と山羊の方を向いてたら、またも不意討ちで、後ろから声をかけられた。マジ、ビビった。その人は、肩ぐらいまで、髪があり、服装は、黒そして、首には、紐で作ったネックレス、ただそれより驚いたのは、ネックレスが土人形から採っていたオレンジ色の部位を加工したものだった。形は外枠は円で中がトライフォースになっていた。正直見た瞬間に、泣いた、ワーワー泣いた、そしたら僕を抱きながらあやそうとして来た、そして、僕は、オレンジのネックレスに手を触れた、オレンジの部位は、粘土だったのがわかった。僕が泣き止むと、その人は、ヨシヨシと背中を優しく叩いてくれた。ちょとどこの世界も、同じだなぁ~と、少し思った。
抱っこしてもらってわかった事があった。僕の様な子供があと二人「デュー・デュー」と言う山羊の近くで寝ていた。因みに抱っこしてもらとて悪いんだけど、女の人なのに胸があまり無い、というか、まな板だ。すると、扉の後ろから、もう一人女の人が、やってきた。「起きましたのでお願いします。」と僕を抱いていた人が、後から来たに僕を渡した。その人も赤ちゃんを抱いていたので、その赤ちゃんと、交換した。黒服の女の人は、かなり痩せすぎてるのにたいして、この人は、少しぽっちゃりしている。そう思っていると、急に片乳をだした。えー‼️なっなにを。と思ってたが、頭を鷲掴みされ、乳に頭を押し付けれていた。のっのめと、恐る恐る乳を吸った。味はかなり薄いミルクティー、ちょと紅茶ぽい味がした。
「ありがとうございます。コリットさん。ヤンチの乳を飲ますより、始めは、母乳の方がいいと思って正解でした。」いつのまにか、僕は、夢中で母乳を飲んでいた。「いいのいいの、うちの子余り飲まないから、おっぱい張っちゃって、またいつでも呼んでね、いつも大変なんだからシスターは。」と、コリットさんは、言っていた。僕は、気持ちよくなっておっぱいを吸った状態で寝てしまった。
それで、夜になっていた。気がついたらおっぱいは、もうなかった。その代わり、横に寝ていた赤ちゃんがビービー泣いていた。寝れん。赤ちゃんがうるさく泣いているとシスターが来てあやして、寝付くまでいてくれた。多分世の中のお母さんは、大変なんだなぁーと、思ってまた寝た。因みにこの赤ちゃんは、一回しか夜泣きしなかった。が、しかーし朝早い時間に、「デュー・デュー」と頭の上でまたしても、鳴いていた、こいつがうるさい‼️。と正直思った。そして、シスターも早起きで、あった。朝一で、山羊の乳絞りして、赤ちゃん逹にご飯、哺乳瓶がないためか。葉っぱのでかいので、工夫して赤ちゃんに飲ませて行った。僕の番にきた。味は・・・濃い牛乳に魚臭さが混じった味だった。マ・マズイ(涙)。そして、赤ちゃんにご飯を食べさせたあと、シスターは、どこかに行った。赤ちゃんたちは、自由に藁の上でハイハイしたり、藁をむしったりしていた。僕は、歩く練習と、言葉の練習をしていた。あ!っと思い久々のステータスチェックしてみた。
Lv3
種族 エルフ(ダーク)♀
名前 無し
状態 普通
HP 5/5
MP 800/800
攻撃 0
守備 0
力 0
魔力 30
スタミナ 10
素早さ 3
賢さ 20
運 -25
スキル 血縁念話Lv5 自己再生Lv1 鼓舞Lv1
特殊スキル 妊娠・土人形0/1 ・スライム1/1
能力 不死身
称号 魔物の親
前に見たときとかわらないな、・・・ん‼️運が下がってる、あ!妊娠の所が一つ増えてる。あ!赤ちゃんうんちした。どうしよーどうしよー「シッタァーシッタァー」っと呼んでみた。言葉難しーな、あんまぁかみさまこーりんと、聴こえそうな勢いだった。しばらくすると、バタバタと、音がした。「赤ちゃん見たい見たい」と子供の声がしたあとゆっくりドアが開いた、「どおしたのエルフちゃん」とシスターが問いかけてきた。「シッタァーうーち」と赤ちゃんがうんちしたところを、指差した。あんまぁかみさまこーりんと聴こえそうな感じで。さわさーんヘルプ~「ほっとしたこえで、あ~大丈夫だよヤンチが食べてくれるから」っとシスターは、答えた。ん‼️と視てみるとヤンチという山羊は、頭の角だと思った部分が蛇みたいな触手になり、うんちとおしっこのついた藁を食べていた。「デュー・デュー」と喜んでいた。
小学生ぐらいの、男の子がジーと僕のことを見ていた。
埼玉県のラジオ番組FM79,5(HITS!THE TOWM)であまがみ神社やっているのであまがみさま(山口五和)気になるかたは、ラジコとかで聞いてください。