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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
124/401

(124)懐かしい鈴の音

「すまないねぇ、アリアちゃん」ドミル


奥さんの名前は、ドミルさん、旦那さんは、ドンゴル・パウチさんだ。


「いえいえ、ここですね」


僕は、ヤンチをだした。

まるで牧場みたいだ。


「デューデュー」


「ありがとう、助かるわよー、あなたもお礼を言いなさい、今度アリアちゃんに変なことしたらただじゃおかないからね!!」ドミル


「は、はひぃー、アリアちゃんありがと・・・」パウチ


「い、いいえ」


あまりこりてなさそうだった。


「ちょとアリアちゃんにお願いしたいことがあるんだけどいいかな?」ドミル


「あ、はい、僕にできることなら」


「あのね、ゴブリン達に村を襲われた時に村を守ってくれたドワーフの冒険者がいてね、あっちの家で、寝てもらってるのだけど怪我が酷くて、今まさに弱々しく息をしているの、だから、もし、もし治す力があるなら、村を守ってくれた私達の英雄を助けてもらいたいの、お願いします。」ドミル


「う、うんポーションは、あるからあげてみるよ」


僕は、ドミルさんに言われた場所についた。


「失礼しまーす。」


「う、うぅ」女のドワーフ


結構苦しそうだ。

早くポーションを


「こ、これ飲んでください」


「ゴク、・・・!!ゴクゴクゴク」女のドワーフ


お~~、一気に飲んだ。

この女ドワーフは、左手を失っていた。

ポーションでは、左手までは、治せない。


「ぷは、あ、ありが、とう・・・zzzzz」女のドワーフ


飲み終わると、倒れるように寝た。

突然倒れるからびっくりしたよ。


僕は、ベットの横にある斧を見た。

こんな、武器を使っているのかぁ~

っと斧を持ってみようとしたが重くて、持ち上がらない。


「ふぅーん、ふぅーん、はぁはぁ、だめだ、重い」


持ち手が、上なので、それに付いていた、鈴を鳴らした。


「リンリン」


なんとなく懐かしい。

この人も、胸があるなぁ~チビ巨乳族か?


この人、寝て起きなそうだから、カズアの所に、戻ろうそろそろ戻らねば、時間がかかるからな。


僕は、ドワーフ達に、カズアの所に、戻ると告げていく。


「ワン行くよー」


「カチカチ、カチカチ」ワン


僕は、ワンに乗っけてもらい、カズアの所まで、進む。

やはり遠いい・・・


「カズア戻ったよー」


「お疲れ様です、マ、アリアさんところで、試したい事があるんですけどいいですか?」カズア


「ん?なになに」


「えっとですね、今このコロニーには、2匹の姫アントと、クイーンビーが居ます、それで強力な、ミミアントを出したいのですがあまり魔力がないので、1日一匹兜アントクラスを出すのがいっぱい、いっぱいで、マ、アリアさんに手伝ってもらえばもう少し、だせるかなぁーと・・・」カズア


「え!!産むのは、やだよ産むのは、痛いし辛いから。」


「大丈夫ですよ、産むのは姫アント達ですから」カズア


「そ、それならいいけど・・・」っと了承してしまう。


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