(124)懐かしい鈴の音
「すまないねぇ、アリアちゃん」ドミル
奥さんの名前は、ドミルさん、旦那さんは、ドンゴル・パウチさんだ。
「いえいえ、ここですね」
僕は、ヤンチをだした。
まるで牧場みたいだ。
「デューデュー」
「ありがとう、助かるわよー、あなたもお礼を言いなさい、今度アリアちゃんに変なことしたらただじゃおかないからね!!」ドミル
「は、はひぃー、アリアちゃんありがと・・・」パウチ
「い、いいえ」
あまりこりてなさそうだった。
「ちょとアリアちゃんにお願いしたいことがあるんだけどいいかな?」ドミル
「あ、はい、僕にできることなら」
「あのね、ゴブリン達に村を襲われた時に村を守ってくれたドワーフの冒険者がいてね、あっちの家で、寝てもらってるのだけど怪我が酷くて、今まさに弱々しく息をしているの、だから、もし、もし治す力があるなら、村を守ってくれた私達の英雄を助けてもらいたいの、お願いします。」ドミル
「う、うんポーションは、あるからあげてみるよ」
僕は、ドミルさんに言われた場所についた。
「失礼しまーす。」
「う、うぅ」女のドワーフ
結構苦しそうだ。
早くポーションを
「こ、これ飲んでください」
「ゴク、・・・!!ゴクゴクゴク」女のドワーフ
お~~、一気に飲んだ。
この女ドワーフは、左手を失っていた。
ポーションでは、左手までは、治せない。
「ぷは、あ、ありが、とう・・・zzzzz」女のドワーフ
飲み終わると、倒れるように寝た。
突然倒れるからびっくりしたよ。
僕は、ベットの横にある斧を見た。
こんな、武器を使っているのかぁ~
っと斧を持ってみようとしたが重くて、持ち上がらない。
「ふぅーん、ふぅーん、はぁはぁ、だめだ、重い」
持ち手が、上なので、それに付いていた、鈴を鳴らした。
「リンリン」
なんとなく懐かしい。
この人も、胸があるなぁ~チビ巨乳族か?
この人、寝て起きなそうだから、カズアの所に、戻ろうそろそろ戻らねば、時間がかかるからな。
僕は、ドワーフ達に、カズアの所に、戻ると告げていく。
「ワン行くよー」
「カチカチ、カチカチ」ワン
僕は、ワンに乗っけてもらい、カズアの所まで、進む。
やはり遠いい・・・
「カズア戻ったよー」
「お疲れ様です、マ、アリアさんところで、試したい事があるんですけどいいですか?」カズア
「ん?なになに」
「えっとですね、今このコロニーには、2匹の姫アントと、クイーンビーが居ます、それで強力な、ミミアントを出したいのですがあまり魔力がないので、1日一匹兜アントクラスを出すのがいっぱい、いっぱいで、マ、アリアさんに手伝ってもらえばもう少し、だせるかなぁーと・・・」カズア
「え!!産むのは、やだよ産むのは、痛いし辛いから。」
「大丈夫ですよ、産むのは姫アント達ですから」カズア
「そ、それならいいけど・・・」っと了承してしまう。




