(120)巨大ミミアント
「カチカチ、カチカチカチカチ、カチカチカチカチ、カチカチカチカチ、カチカチカチカチ、カチカチカチカチ、カチカチカチカチ、カチカチ」ミミアント達(沢山)
「うるさいなぁ」
いつの間にか、僕らは、広い場所にいた。
ただ、ミミアント達が辺り一面に、沢山いた。タマビーもだ。
「うわ、天井にも・・・・・・」
スゲーって言うか気持ち悪い位密集している。
僕が乗っている、ミミアントが他のミミアント達を踏みながら進んでいる。
「カチカチ、カチカチ」僕を乗っけてくれるミミアント
チカの息子達がどれだか解らなくなっていた。
ワンと僕を乗せてくれてるミミアント以外。
しばらく進むと、更に広い部屋に、着いた地面が見える。
ミミアント達は、何匹も出入りしている、卵を運んでいるだ。
ってことは、ここに女王蟻がいるのか。
「バーーーン、バーーーン、バーーーン、バーーーン」(貴女がアリア様ね、私は、アリア様が名前を付けて下さった、チカの親です。)姫アント
僕は、ミミアントの上から姫アントを見上げる!?
僕達は、姫アントの腹の下にいた。
チカの何倍あるんだ、でかすぎでしょう。
しかもうるさい、心臓によくないよ。
「そうですか、チカには、お世話に、成りました。ありがとうございます。」
「バーーーン、バーーーン」(それで、ですね、私の母様が、アリア様に会いたいそうなんですけど、会って頂けますか?)チカの母ちゃん
ううぅぅ、耳がぁ~
「いいですよ、それと、念話だけでお願いします。」
「・・・」(あ、ありがとうございます。)チカの母ちゃん
僕は、上を向く。
もう一匹のデカイ姫アントが来る。
「ドス、ドス、ドス」
チカの母ちゃんよりは、一回り位小さい。
だからこの部屋は、広いのかぁ~婆ちゃんも、でかいしな。
「テク、テク、テク」
「ドス、ドス、ドス」
「あ、あの~、僕がアリアです。僕に何か用があるって、聞いてます。何でしょうか?」
僕は、見上げながら今来た、姫アントに話しかける。
ガシッっと後ろから何かに抱きつかれる。
「え!!」
「マ、ママ」少女
だれ?こんな、可愛い子を産んだことないし。
そ、そうかドワーフの子供かぁミミアント達ドワーフを保護してくれたんだ。
「よしよし、大変だったね」
少女は、安心したのか、凄くないて、いたので少女の頭を撫でてあげた。
「うわぁぁーーーママーーー」少女
「よしよし」
辛かったんだなぁ~、僕を強く抱きしめて、離そうとしない。まあ、いっか、きっと念話で話できるだろうし。僕も念話欲しいなぁ、血縁じゃないと念話使えないしなぁ。
「あの~、それで、話とは、何ですか?」
僕は、あとから来た姫アントに話しかける。
「・・・」(アリア様、後ろに居るのが母様です。)チカの母ちゃん
「え!!」
「ママーーうぅ~」少女
少女は、僕の背中で泣き止まない。
何?この状況ーーーーーーーーー
とりあえず少女が落ち着くまで待つことにした。