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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
119/401

(119) まだ着かない。

「カチカチ、カチカチ」先頭のミミアント


お、またか?


「カチカチ、カチカチ」違うミミアント


岩の前で何かを話している。


「カチカチ、カチカチ」先頭のミミアント


「カチカチ、カチカチ」違うミミアント


???


「カチカチ・・・カチカチ」先頭のミミアント


「カチカチ、カチカチ」違うミミアント


「カチカチ、カチカチ」先頭のミミアント


先頭のミミアントは、頷く。


「カチカチ、カチカチ」違うミミアント


「カチカチ、カチカチ」先頭のミミアント


違うミミアントと先頭のミミアントは、目の前の岩をどける。


その先には、下への洞穴がある、それにしても二匹で自分より何倍もある岩をどけるなんて。


僕達は、どんどん下へ下へ向かっている。


・・・・・・


・・・・・・


・・・・・・


って、どんだけかかるんだよ。遠い、遠すぎでしょ、地下に入って半日は、かかっているように感じる位に遠い、スライム達は、暇すぎて直ぐに眠る。


よく寝る息子達だ。


僕も寝ようかなぁっと思った時にようやく、奥の方から光が見えてきた。


やっと着いた。


「カチカチ、カチカチ」先頭のミミアント


「カチカチ、カチカチ」ミミアント達とワン


水が湧き出ている所に着いた。

ミミアント達は、水を飲みながらくつろいでいる。


休憩みたいだ。


僕も疲れたからちょうどいい


「ん~」


僕は、伸びをした。

そのあと水を飲んだ。


おぉ、冷たくて、美味しい。

そお言えばここの巣は、寒くないなぁ、チカの所は、寒い場所が所々にあったのに。


今日は、ここで、休憩みたいだから。

ヤンチを5体出した。


「みんな、ヤンチの樹液のみな」


「カチカチ、カチカチ」ミミアント達


ミミアント達は、喜んでるようにカチカチ言っている。


洞窟に、入ったら直ぐに着くと思っていた。

僕が間違っていた。


「クンクン」


そうだ、水浴びしよう。


「ワン、ここの水入っても大丈夫?」


「カチカチ、カチカチ」ワン


ワンは、首を縦に振る。


よしよし、じゃあ、入ろう。


僕は、服を脱ぎ全裸になる。

虫とスライムしか居ないし、開放的に、なって僕は、水の中に飛び込む。

プールとかにいる、監視員さんも居ないしね。


「冷た、けど気持ちいい。」


「ぷーう」(ママ、僕も)チャム


「ぷーう」(ズルイ、僕も)ミイム


スライム達も入って来た。


ミミアント達は、ヤンチの樹液を美味しそうに飲みながら僕らを見ている。


僕達は、この広いプールみたいな、場所で、疲れるまで、遊んだ。


久々に楽しかった。

そのあと僕は、服を着て、ミミアントの上で、眠った。

息子達も一緒にね。



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