(112) 大きなヤン樹の下で
僕は、自分が出したヤンチの樹液をたらふく飲む、そしてまずは、確認かな。
【Lv7】(クラスF)
【種族】 ダークエルフ♀
【名前】ハルジオン・アリア
【状態】 普通
【HP 20/20】
【MP 1157/2300】
【攻撃 6】
【守備 6】
【力 5】
【魔力 120】
【スタミナ 70】
【素早さ 30】
【賢さ 100】
【運 10】
【スキル】「血縁念話Lv7」「自己再生Lv3」「鼓舞Lv3」「魅惑のキスLv1」
【薬師】「ポーションLv3」「苦薬Lv5」「睡眠薬Lv1」「睡眠予防薬Lv1」「毒薬Lv2」「痺薬Lv2」「回復薬Lv2」「下剤Lv1」「毒消薬Lv1」
【特殊スキル】「妊娠」(土人形0/1)(スライム0/2)( 甲虫類0/1)(蜂0/1)「種蒔き」(ヤンチ17/20)(ヤン樹1/2)(ミミキノコ1/1)
【能力】「不死身」「妊娠・種蒔き成長促進」「魔物の名付け」「名付け」「Re:成長」
【称号】「魔物の親」「種蒔き者」「名付け人」「ザクジャの力」「冒険者見習い」「商人見習い」
やっぱりね、使ったらなくなる、吸収したら増える。
寝たらHPMP回復する。
だからヤンチだして、樹液を飲めば飲むほど増えるのだ。
だから僕は、蟻達に、永遠の食料を与えられるはずだ。
「カチカチ、カチカチ」ミミアント達
「キシキシ」(できたデス)チカ
「ヨシヨシ、じゃあ、いくよーーー」
僕は、手に意識を集中させていつもより多く魔力を込める感じにヤン樹を出した。
「ゴーーーガタガタ」
地響きをあげながら蔦が伸びていく。
やがて、一本の巨大な木ができた。
「カチカチ、カチカチ」ミミアント達
歓喜をあげるかのように、ミミアント達は、カチカチ言っている
「キシキシ」(す、すごいデス、アリア、すごいデス)
「ぷーう」(ママーーー)ミイム
「ぷーう」(ママ、ママ、ママーーー)チャム
「おーーヨシヨシ、ブクブクブク、って溺れるわい。」
スライムに吸収されるように抱きつかれた。
マジ溺れるから、息子でおぼれるから。
「そ、そおだチカ、アビーヒは?」
「キシキシ」(まだ体を作っている途中だと思いますデス。ちゃんと赤ちゃん部屋にいるデス安心するデス)チカ
「そ、そおかぁ、そおいえば戦力ってどのぐらい、いるの?」
「キシキシ」(そおデスね、兜アントが12、鎧アントが9、刀アントが6、そして、鎚アントが1、ミミアントが556デス)
「多いね、これならゴブリンなんて、楽勝じゃん」
「キシキシ」(いやいや全然いないデス、隣のコロニーは、一万位いますよ、多い所では、100万は、越えています。)
え!この世界蟻だらけじゃん
「キシキシ」(ただ数は、居ますがミミアントだけだと直ぐにいろんな生物に食べられるデス、あと私みたいに体がデカくて、動けない姫アントが多いデス、今は、アリアのお陰で行動できますデス)
ほうほう、この数で少ないのか~
「今日は疲れたからこの辺で寝たいけど・・・・・・」
「ぷーう」(僕達お腹いっぱいだよ~)ミイム
「ぷーう」(うん、美味しかったね、兄ちゃん)チャム
「ぷーう」(うんうん最高だった)ミイム
巨大なチカの殻を全部食べていた。
もちろんスライム達だけじゃなくミミアントもいくつか食べたのか運んでいたのかわからないが作業してるみたいに殻を咥えていた。
「カチカチ、カチカチ」ミミアント達
「キシキシ」(よくやったデス、アリア私の子供達が部屋を作ったデス、ゆっくり休むデス)
「わーーーい、ありがとう、もうくたくた、おやすみ。」
僕達は、ミミアントが作ってくれた部屋で寝る事にした。寝っ転がっても痛くならないように藁が沢山敷いてあった。
なんと気が利くいいやつらだ。
てなわけで、お・や・す・み。