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ダークエルフの大家族   作者: zeiru
第三章 恐怖のゴブリン編
101/401

(101) 硬結び

「ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ」ドド猪達


「止まれ、バカ、ん~、くっそ」


縄がほどけない、どんどん奥へ


「ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ」ドド猪達


「イヤだぁ、いやだ、止まれ、止まれ、お願いだから」


騒いでも聞いてもらえず、進む。


「ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ」ドド猪達


どおする、どおする、考えが浮かばない


「イヤだぁ~~~、はなせーーー」


「ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ、ブッヒ」ドド猪達


それからアジトと言うか、洞穴に着くまで騒いでたが止まる事は、なかった。


「ブヒ、ヒィ、ヒィづいだ、」ドド猪B


僕は、木にくくられたまま、入口付近に立て掛けられた。


「オェェェ」


揺られ過ぎで気持ちが悪い、嘔吐(おうと)と言うか胃酸?(よだれ)は、でた。涙もね。


「ば、バカじゃないォェェェ、はぁ、はぁ、」


けっこうぐったりしていた。


「ブヒ、ブッヒ」ドド猪A


僕の匂いを嗅いでいる、気持ち悪い猪め


「ブッヒやべろ、アジキに、ごどされどぅぞ」ドド猪B


「ブー、わがっでる、匂い、があいだだげだ、しがしアジキいいなぁ、はやぐ、まわじでぐれないがな」ドド猪A


「ブヒ、そうだだ、アジキはやぐもどっでごないがな」ドド猪B


「はなせ、ん~、ほどけない!糞、ほどけ、聞いてるのかバカやろう」


「ブッヒヒヒいばのうぢざわげ、ブハハハおでおで」ドド猪A


木の棒で下半身をつつかれた。


「や、あ、あめろ~~、あ~、ん」


無抵抗につつかれた。


「ブハハハ、ごれだがら、めずは、おぼしろぎ」ドド猪A


「う、うぅん、ん、あ、や、」


「ゴツン」


「ブヒいで」ドド猪A


「ブヒ、バガガ、アジキにごろざれるぞ、どあぼが」ドド猪B


「ブー、ずばでー、づい、やでぃずぎが」ドド猪A


「はぁ、はぁ、ふざけるな、はぁ、はぁ、縄ほどけ、はぁ、はぁ」


「キー」


な、なんだ次は。


「ブッヒ、ビビバンドだ」ドド猪A


ドド猪達は、魔物へと向かって行った。


その隙に縄を外そうと暴れた。


「あ!」


「ゴト」


僕ごと木が倒れる。


「ツー、はぁ、はぁ、だめだ」


なんでがっちり縛ってんだよ、ジトジルめ。


「ブッヒヒヒ、ビビバンドどっでぎだぞ、ぐえ」ドド猪B


な、なんだ蟻に耳が生えたような生物だ、ん~ん!!これ、ミミアントだきっと、猪ども滑舌悪すぎでなにいってるかわからないんだよ、ゴブリン方がひどいけど、でもオークは、なにいってるかは、わかったな。


「ブッヒ、どおじだ、グエ」ドド猪A


気持ち悪いミミアントの頭を潰して半分僕の前に置いた。


お!?


「食べたいから縄ほどいてよ。」


「ブヒああぞうが!?」


「べちゃ」


「オェェェ」


く、口にかけやがった~、な、生臭オェェェ


「ブハハハ、うべーのにはぐな、ぐえ」ドド猪A



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