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転生
気がつけば、真っ白な空間に立っていた。
あたりには何もなく、ただただ真っ白な空間があった。
(…ここは何処だろう?)
「ここは神界だよ。」
なにかが立っていた、 人形の霧のようなモノがそう言った。
「…誰ですか?」
「…驚かないのかい?」
「…僕はもう死んでいるので」
「それもそうだね。 でも僕は君に頼みたいことがあるんだ!」
「お断りします。」
「…何故だい?」
そう聞かれて思い返す、彼女と過ごした辛いけど楽しい時間
「…もうこの世に彼女はいないから」
「そうか、そんな君に朗報だ彼女は先に転生させた。」
「転生?」
「あれ?言ってなかったかな? 君達には僕の世界に来てほしいんだ。」
「もうちょっと詳しく――――」
「おっと、そろそろ時間だ。僕の世界については君の魂に直接書き込むから――またね――」
そしてまた僕の意識は暗闇へと飲まれた。




