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ディオルの提案

朝にアンリよりディオルが喜んで参加する旨を伝えてくれたので明るい気分で学院に向かうことが出来た。

また、ディオルから今後の対応についてのアドバイスがあった。

絶対守るのは、1人でいないこと。

他には、話しかけられたときは必ず他の人を巻き込みながら2人で話しているのではないという雰囲気をティナーヴだけでなく、周りからも作るようにすること。

エスコート等の行動にでられた時は必要ないということを伝えてやんわりと断ること。

パーティのパートナーをと言われた時にはディオルの名前を出してきっぱり断ってしまって構わない。何か言われたらディオルが対応すると言い張るように。

とりあえずパーティまで乗り切れば、試験がほどなく始まりその後すぐ長期休みに入るのでディオルのアドバイス通りにしようとアンリと話し、マーガレットとリエラにも協力をお願いして学院生活を過ごすことになった。


その後、スチュアートは話しかけてきたり、行動を共にしたりと色々頑張ってきていたが、こちらも頑張って対応した。結果周りからは“スチュアートとゆかいな仲間たち??”のように見られてしまったが、今のところ作戦は成功している。マーガレットとリエラは最初こそは不自然で上手くいくか心配したが、この頃は案外楽しんでくれているので助かっている。


それから3週間。いよいよパーティまで1週間を切った日の放課後、

「ティナーヴ嬢、2人で少し話をしたいのだが、時間をもらえるか?」

「皆と一緒でよろしいのでしたら。」

スチュアートがかしこまって話しかけてきたが、ティナーヴがすぐに皆と言ったので口を引き攣りながら

「・・・構わない。」

と不機嫌にだが了解の返事をもらった。


学院の食堂に行きテラス席にスチュアートと向かい合って座った。両サイドにマーガレットとリエラが座り、後ろにアンリとマリーが立った。

「侍女まで同席か。外してもらえないか?」

スチュアートは不機嫌なまま言ったが

「2人はわたくしたちにとって、とても信頼できる存在です。外すのでしたらわたくしも帰らせていただきます。」

凛とした態度でティナーヴが答えた。

スチュアートはあきらめて居住まいを正し話し出した。

「来週、新入生歓迎パーティが開かれるのは知っているだろう?その時のパートナーをティナーヴ嬢に務めてもらいたい。その後も公私ともにパートナーとして、いずれは王太子妃にと考えているが受けてもらえないだろうか?」


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