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ふつうの値段 2020年6月13日

作者: 星子

みんなの笑顔がみたい。

みんなの笑い声が聞きたい。

みんなと一緒に笑いたい。

ただそれだけなのに・・・。

2020年6月13日

友達の家に遊びに行った。


友達が作ってくれた、おいしい手料理を食べて

会話をして笑った。


友達の笑顔を見ることができた。

私の笑顔を見せることができた。


数ヶ月前までふつうだと思っていたことが、

こんなに素晴らしいものだとは。

友達の家に入れてもらえることが

こんなに感動的なものだとは。


帰り際に友達は言った。

「いつもお土産もらってばかりで悪いから

このワイン良かったら持って行って」と。


彼女はわかっていない。

彼女が私にくれた時間がどれだけ価値あるものなのか。


2020年6月13日。


この世で一番贅沢な時間をくれた友達。

大好きな人といっしょに笑えるという

今、誰もが一番欲しいものを私にくれた友達。


家に帰って一人になって泣いた。

嬉しくて、寂しくて。

また会えるのかな。

大切な友達。



人はパンのみにて生きるにあらず。

この言葉が今ほど心に響いた時はない。

神様お願いです。

子どもたちや、

若い人の笑顔と笑い声にあふれる

人間味のある日常が

一日も早く戻りますように。




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