CV.○安
さぁさぁダウンロードも終わったし早速ログインしちゃいましょうか!
なお現在時刻深夜3:30である。
……これは明日、いや今日か。授業中寝るね、間違いなく。
ま、まぁそんなことは気にしないでレッツゴー!!
……正直こういうところだと思うんだけどね、女子力不足の原因は。
だけど楽しいからやめられない、止まらない。カッ○えびせん(パクパクっ!)
そんなこんなでちゃちゃっとvrの電源を入れてログインを始めた。
さてと、どんな感じのゲームなのかなっと。
「『if you free』の世界へようこそ」
意識が電脳世界へダイブした次の瞬間私は真っ暗な謎の空間に立っていて、どこからともなくイケボが聞こえてきた。
「このゲームを1言で説明するとしたら、それは『自由』」
……なんかこの声でこの口調だとどこぞの童話作家を思い出すな。
やはりこいつCV.○安か……! 安定の美声、流石です。
「どんなことをするにしても、全てはお前の選択次第」
うん、こういう前説明って大体あなた様とかそういう2人称だけどこの声だとこっちの方がしっくりくるね。
「伝説の勇者になって世界を救いたいか? それとも異世界の神秘を解き明かす……はたまた悪に染まり世界を混沌に染め上げる……全ては自由だ。なぜならこれは、お前が主人公の物語なのだから」
おぉ! イラストも動画もエフェクトも何もないしただ音声が流れているだけなのにすごい面白そうな感じがする!
「だが忘れるな。これはお前の物語であると同時に、他人の物語でもあるのだ。時には対立することもあるだろう。まぁその時はその時だ。お前自身の判断で行動しろ」
で、出たーー! 真剣な雰囲気を作りつつそれを急に皮肉で崩す! 流石は○安さん、最高にカッコいいぜ!
「それも含めての『自由』、だろ? ……さてと、語りが長くなってしまったな」
そんなことないです!
「ではさらばだ冒険者よ。もうひとつの現実を、お前自信の目で確かめてくるといい」
その台詞が終わると同時に、周囲の景色が暗闇から空中に入れ替わる。
そして目の前に現れる『クラスを選択してください』のウィンドウ。
ん、ここからは他のゲームと1緒っぽいね。それじゃサクッと作っていこう。
まずはクラスを『町娘』っと。
ーーーーーーー
ゆら 人間 female 町娘 Lv1
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【ステータス】
『肉体』
HP 10(50)
体力 10(50)
筋力 2(10)
耐久 2(10)
敏捷 2(10)
………………....
『精神』
MP 60
魔攻 10
魔防 10
………………....
『機能』
器用 30
視力 10
聴力 10
嗅覚 10
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【スキル】
無し
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【装備】
・町娘の服
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はーん、ふーん、ほーん。
おーけーおーけー、大体システムは理解した。
まずステータスで区切られてるのだけど、これはこのゲームのレベルアップシステムとも関係してる。
このゲームは、レベルアップするとそのクラスに応じて『肉体』に何ポイント、『精神』に何ポイントみたいな感じでポイントが貰える。で、貰ったポイントをその区切られた場所のどれかに割り振るって感じ。
しかもレベルアップアップ以外にも筋トレすれば「筋力」が上がるみたいに行動でも上がるみたい。
ちなみに最初はどこにでも振れるポイントが30ポイント貰えたから知力とMP、それから器用に10ポイントずつ割り振っておいた。
さて、こんなもんでいいかな? 他に質問ある人は是非感想でどうぞ!(露骨な宣伝)
あとはちゃちゃっと町の感じ見てログアウト……..およ?
へぇ~、最初の町も選べるんだ。
えっとなになに? ふむふむなるほど。
簡単に言うと「普通の街」「森の中の街」「海底都市」「地下帝国」「魔族領」みたいな? だいたいあってると思う。
う~ん、流石にこれを私1人で決めるのはダメだよね……..
よし、ちょっと名残惜しいけど明日凪と相談してからにして今はここまでにしよう。
んじゃぱぱっとログインして寝よっと。ふぁ~ねむ。
……ちなみに現在時刻6:00。起床時間7:30である。
キャラクリ頑張ったからしかたないね、うん。
諦めて不足した睡眠時間は授業中に取るとしようそうしよう。