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はじまりからおわりへ
どんな人の言葉も届くことなんてなかった。
わかったふりしてああそうかって言ってただけ。
誰にもわからないことを時々考えていた。
なんのために生まれてきたのかと。
そんな答えのないこと探し続けていた。
だけどもうそれも疲れた。
許せなくて憎くて殺したい奴がいた。
でももうどこにもいない。
綺麗事も汚い事も全部死んでなくなってしまえばいいのに。
感情なんてなければよかったのに。
今までの全てが無駄だったのだろうか
振り返ってみる
これは終わりの物語