表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と狐と妖怪の何気ない生活.....  作者: 古泉一樹
妖魔界のイベント
1694/1700

見知った顔

僕が入ると係員がこっちに来て封筒を渡す.....

係員「んーと.....5分後に始めます.....最初に戦闘不能になった人が8位、最後まで残ったら5位という感じで.....」

僕「うい.....面子を聞いておきたいんだけど.....」

係員「あー.....んと....始まるので直接見てもらって.....」

僕「ん.....分かった.....」

係員「それでは.....」

係員が指を鳴らすと目の前に門番がいた.....

僕「ありゃ.....門番ちゃん?」

門番「ん.....?うえ!?なんでここに.....」

僕「一応準々決勝まで来てたからね.....門番ちゃんも?」

門番「えぇ.....」

僕「そか.....全力でやるから.....」

門番「当たり前です.....景品はいい方がいいので.....とはいえ.....ここに残るだけでもかなりなんですが.....」

僕「言えてる.....」

僕がちらっと見ると係員が慌てた様子で電話をしていた.....

係員「はい.....はい.....分かりました.....」

係員が電話を切ってこっちを見る.....

係員「えーと.....メドューサさんと吸血鬼さん.....会場に来てない上に連絡取れないので.....不戦敗北とします.....」

僕「ありゃりゃ.....じゃあ門番ちゃんと僕が五位と六位のどっちか?」

係員「えぇ.....メドューサさんと吸血鬼さんはまた後で対処します.....お二人とも.....準備は?」

僕「いいよ.....」

門番「いつでも.....」

門番が槍を構える.....

係員「それでは.....初め!!」

係員の掛け声と同時に門番が僕の頭目掛けて槍を刺しに来る.....

僕「おー.....」

僕は後ろに倒れ込むと同時にテレビを出して槍を回避する.....

門番「っ.....せい!!」

僕「がっ.....」

僕は後ろに回り込んで、蹴りを入れようとするが、門番は槍を後ろに引いて、僕の腹に持ち手の部分を刺す.....

僕「まじか.....」

僕は持ち手の部分を持とうとするが、鋭くしてあり、変な体制で倒れ込む.....

門番「っ.....せいや!!」

僕が倒れ込んだところに、門番が真っ直ぐさそうとするが僕は翼を出して視界を遮る.....

門番「うそ.....テレビだけじゃない.....」

僕は門番の横に瞬時に移動して、間合いを詰める.....

僕「悪いな.....」

僕は門番の手を掴んで、捻りあげる.....

門番「あー.....惜しいところまで行ったんですが.....」

門番の手から、槍が離れたところで僕は関節を極める.....

僕「ギブ?」

門番「完敗です.....」

係員「ギブアップです.....」

係員がこっちを見てから諦めたように笑う.....

それと同時に観客から割れんばかりの拍手が送られる.....

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ